マルカフェニックス

マルカフェニックス (Maruka Phoenix) | 競走馬データ - netkeiba

冠名+不死鳥

「オグリローマンもなんだ」

ラインクラフトが現役の時それを知りました
瀬戸口厩舎の凄腕厩務員、竹邑行生さん

いつもピンクのシャツでした
ネクタイしめるときは緑
ラインクラフトの色
ジャケットもよく見たらラインクラフトのでした

ラインクラフトが1番印象に残っているそうです
今週は桜花賞
竹邑さんが二回獲ったレース
桜を見るとピンクの花とそばには新緑が映える
桜の季節はラインクラフトの勝負服のを彷彿とさせる

2004年オークス馬ダイワエルシエーロのため計画した秋華賞
しかしダイワエルシエーロ回避
自分も迷いましたが当時の祐一先生はエイシンヴァイデンを推していた
その馬が出るのだ
だからそのまま遠征した
でも…ラインクラフトのデビュー戦だった
そのためだったと思っている

2007年瀬戸口厩舎の引退の土曜日私は阪神にいました
※日曜日は中山で先生の引退式見られず
その時デビューしたのがマルカフェニックス

北橋厩舎が解散し看板馬サイドワインダーは瀬戸口厩舎に移籍した
その馬を任されていたのは竹邑さん
あれほどの馬を託された

マルカフェニックス
引いているのは竹邑さんだった
きっとそれほどの馬だと思った

マルカフェニックスが引き上げてくると
助手さんと思われる若い男性数人と西谷誠と瀬戸口先生がやってきて
これは何かのサービスか
後に理由を知ることになりましたが
…ノボリハウツー!!?

元瀬戸口厩舎の馬はその後も活躍していた
転厩先だけでなく、引き継いだスタッフさんの尽力もあったのは想像に易しい
マルカフェニックスはマルカラスカルやメイショウサムソンのようにすでに古豪になっていたのではなく
引退の時のデビュー戦
しかも買ったのが北橋修二という話
いかに期待され、厩舎を信頼されていたか

引き継いだ松永昌博師や竹邑さんは協力して
マルカフェニックスは勝ち上がり
阪神カップを獲るようにまでなった

ある日マルカフェニックスに会いに行くと実習生さんが引いていた
森一馬でした
今や障害のトップジョッキー

いつしかマルカフェニックスは同じく瀬戸口厩舎だったマルカシェンクと同じ舞台に立つようになり
返し馬で柴山マルカシェンク雄一さんと福永マルカフェニックス祐一さんが談笑してるシーンもあるました

ある日ふと見ると引いているのは竹邑さんだった
きっとそれほどの馬だろう
ウインバリアシオンという

竹邑さんは笑顔が印象的でした
ネコパンチの2着になった時、私は勝ったら天皇賞に行こうと思っていたら
竹邑さんがあまりに素敵な笑顔で福永祐一に
ありがとうございます
と言っていたので行く決心をしました
担当していたまさにプレミアムスマイルに相応しい笑顔

その竹邑さんは3月をもちましてお辞めになりました

プレミアムスマイルでの最後の時は感慨深そうでした

瀬戸口先生が
オグリローマンが
ラインクラフトが
マルカフェニックスが
見守っていたでしょう

これからはウインバリアシオンに会いに行ける機会も増えるでしょうか

50年お疲れ様でした


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