コロナは無症状でも安心できない!? naotaka 2023年2月8日 16:16 皆様の紹介して下さった文献を読みつつPubmed検索しております。無症状で拡大PCR検査で感染が判明した患者さんがコロナ療養終了して1ヶ月経つのにIL-6が正常値の倍って、なんか凄いですね。コロナ自体は無症状なのに、感染後にSIADHを発症して1ヶ月経っても炎症性サイトカインが上昇しているんです。— 祟り神 (@H6eJiFlVi1uQ2lR) February 7, 2023 言葉の解説その1:IL-6サイトカインと呼ばれる物質の一種です。IL-6(インターロイキン-6)は多彩な生理作用を有するサイトカインと呼ばれる物質の一種で、免疫応答や炎症反応の調節において重要な役割を果たしています。サイトカインとは、さまざまな刺激によって免疫細胞などから産生されるたんぱく質で、主に身体に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除するための役割を担っています。サイトカインには大きく分けてインターロイキン(IL)、インターフェロン(IFN),腫瘍壊死因子(TNF)などがありますが、IL-6のようにさらに細かく分類すると種類は数百にのぼり、その作用も多岐にわたります。https://chugai-ra.jp/movie/il-6.html詳しくは上記のアドレスでご確認を。長期にわたって過剰に産生し続けると、さまざまな病態を引き起こすことが知られています。中外製薬の上記のページの「IL-6の過剰な生産による主な影響」の画像を確認してスルーできる人はもう一度、なにかしらをやり直した方がいいかもしれません。ほぼlongCOVIDの一因であると思います。言葉の解説その2:SIADHSIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群)は、脱水兆候や浮腫を認めず、頭痛や悪心、意識障害、痙攣などの低ナトリウム血症の症状を呈します。ただし、低ナトリウム血症が緩徐に進行した場合は症状を認めないことも多くあります。また、低ナトリウム血症をきたす疾患や病態は多岐にわたるため、症状のみからSIADHを診断するのは難しいといえます。そのため、脱水や浮腫などの体液量の評価が重要であり、血液検査や尿検査値も合わせて診断していきます。https://siadh.jp/about/pathology/pathology01.html#無症状だからよかったね!とは言えませんね。。。。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #写真 #イラスト #症状 #後遺症 #COVID #新型コロナウイルス肺炎 #サイトカイン #コビド #SIADH