元京大工学部生と、デブがヒルクライム遅い理由を考えた話
みなさんこんにちは、ぴーれすです。
最近体重が増加して山が激おそになっているので
その理由を考えた話しです
ことの発端は
FTPが同じだった場合体重の軽い人の方が
山は早いというような記事を見かけるが
それは本当なのか?という疑問
いきなり山で考えるとややこしいので
一旦平地で考えましょう
体重100キロの人と40キロの人が
平地を全く同じFTPで走った場合
体重100キロの人の方が早くなります
①体重の割合に対する機材の重さ
これは前からずっと私言ってるんですが
全く同じ重さ(10キロ)の機材を
使っていると仮定した場合
100キロの人は110キロの重さを運び
40キロの人は50キロの重さを運びます
100キロの人は体重の1.1倍
40キロの人は体重の1.25倍
体重の軽い人の方が損です
②慣性の力
体重が重い方が慣性が強く働きます
慣性とは簡単に言うと
そのスピードを維持する力のこと(らしい)
実際は摩擦(路面抵抗)や空気抵抗があるので
失速します
路面抵抗は正直あまり変わりません
影響力小
空気抵抗については
体重が重いと体積も大きくなるので
体重の重い方が損かと思われますが
意外と影響が少ないらしい
(なんか計算して説明してもらったけど忘れた)
そもそもチャリは前傾姿勢とってますしね
③ということは
慣性が強く働いて機材の重さの影響を受けにくい
体重の重い人の方が同じFTPの場合早くなります
これは山になっても基本変わりません
ということで
理論上同じFTPだったら
体重の軽い人の方が山になると速い
というのは嘘!多分間違い!
でも実際、平地早くないのに山
めっちゃ早い女子いるじゃないですか
何故そんなことが起きるのか
理由は軽いから
単純に軽いから
軽いと何故早いのか
これ、
言い換えると『軽いと平地が遅い』になります
理由はさっきの逆で、軽いと慣性の働きが弱い
惰性があんまりないから
スピードに乗っても意外と踏み続けないといけない
あと車体の分も考慮すると、
体重の重い人より
パワーウェイトレシオを上げないと進まない
ここで事の発端に戻りますが
おそらく
FTPが同じ、ではなく
同じ速度で平地を走れる人が2人いた場合
体重の軽い人の方が山が速い
になります
だって体重に対するパワーの出力が多いはずだから
あとは、重力
同じ条件で下り坂を直滑降した場合
体重が重い人の方がスピードが出ます
体重の重い人の方が
シンプルに下に引っ張られる力が強い
平地では有利に働く体重が
山だと文字通り体にひっついた重りになります
しかもとんでもない剛脚でもない限り
山ってそんな速度も出ないので
体重が重い人の特権慣性もさほど働かない
勾配が低ければパワーで登れるけど
勾配が上がると登れない
というのはそう言う事
剛脚の人にとっては5%の山なんて平地
とか聞きますけど
それは速度が乗るから慣性がいっぱい働くんですね
体重が重くても筋肉達磨なら問題ないはず
でもホビーライダーの重量級ローディーなんて
大体が脂肪もたっぷり
貧脚デブにとっては5%は激坂
パワーがないから速度がでない
速度が出ないから慣性なんて働かず(働いてはいる)
常に重力と脚の戦い
辛い!!
貧脚はなるべく体重を落としましょう
重力が減るとシンプルに楽になる
以上
元京大工学部の弟と、ごりごり文系のぴーれすが
2時間かけて喋ったしょーもない話しでした
自分の脂肪のこと、めちゃくちゃ自己否定したよ
脚ないんだからせめて痩せろ、デブ
本当はもっと色々
ちゃんと解説してくれてたんだけど
ポンコツだからちゃんと書けなかった(・∀・)すまぬ
あと脚質とかそんなんは考慮してません!
一般人の脚質なんて、たかが知れてますからね
パワーも無いのに脚質も糞もないやろ
byちゃんりぁ
でも実際は脚質もあるよね、知らんけど
山だろうが平地だろうが
どっちかでも速く走れる人は偉い!
どっちも走れないのはポンコツ!
わたし!
おしまい!