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第4回プレゼン&交流会 振り返り

今回も新型コロナの状況を鑑みて、オンライン開催としました。
総勢30名の内訳は、東京を中心として仙台から福岡、また海外からも参加者がいました。
オンラインイベントならではの利点を感じられ、とても楽しかったです。

開催形式

リスナー参加の方の発言や参加者間の交流が少なかった前回の反省を生かし、参加者全員が意見を言えるプログラムを意識しました!

1.自己紹介
冒頭に、各5人のブレイクアウトルームに分かれて1人1分の自己紹介をしました。

2.プレゼン&意見交換
  - プレゼンテーション 10分
  - ブレイクアウトルームで意見交換 5分
  - 全体でブレイクアウトルームの意見を共有 10分
各ブレイクアウトルームの人数は、全員が発言できるように4〜5名。ファシリテーターが1人ずつ配置されてみんなの意見を集めます。
全体共有の場ではファシリテーターがそれぞれの部屋の意見をまとめて発表してくれました。
それぞれ個性的な意見が発表され、短いながらも面白い時間が作れていたことが感じられました。

3.交流会
より少人数で話題を深められるように、現実の立食パーティに近い距離感覚でコミュニケーションができるSpatial Chatというツールを使ってみました。

プレゼン内容

1.「セクシーショーの世界」by ちよさん

このインパクトは、プレゼン資料で是非ご覧いただきたい!!
「肉体讃歌のエンターテイメント」「その歴史は神話にまで遡ります」というパワーワードでまずプレゼンに引き込まれました。人間のヌードを美しいものとして捉えるプレゼンターのバックグラウンドも伝わってきてとても楽しかったです。
夜のショーは、差別や貧困と表裏一体というか、そのような立場にさらされることの多い人たちが、魅力的なエネルギーを発する場に思えてとてもグッとくるものがあります(映画「チョコレートドーナツ」のドナテロの歌声を聞いてほしいな)。

2.「我流でデジタルで描く方法を研究してみた(むしろ教えてほしい)」by 真城さん

小学生の頃に絵を描くのが好きだった真城さんは、最近思い立って、絵を描くことに再挑戦してみた体験談を発表。
絵を描く人がみんな頷いていた「下書きにペン入れをすると何か大切な情報が失われる」という悩みに対して、我流で解決方法を見つけていった過程を見せてくれました。新鮮な感動が詰まっていたなあと思います。
再挑戦するまでの間も、自分の絵を年賀状に載せ続けていたという話はとても良いな、と思いました。オリジナリティがあって楽しいです。

3.「建築のデザイン」by 小金澤さん

建築には人の営みが詰め込まれているという視点から話をしてくれたのが、特に面白かったなあと思います。
「営みの濃度」と「設計の難易度」が比例するという独自の説は興味深かったです。「濃度」は数値化できるのではというアイデアに、感想タイムでリスナーのみんなも盛り上がっていました。
「雨樋」と「手摺」を例にして、自分なりの建築鑑賞の深め方を見つけるヒントを教えてくれ、今後の生活において得るものが大きかったです。もっと建築デザインを観察しながら街を歩いてみよう…と思いました。

4.「60年代イギリスのファッション(モッズ編)」by みっちー(Twitter

運営メンバーも1名プレゼンを行いました。前後の時代との比較や、背景となる出来事の解説を交えて60年代のモッズファッションについて説明。
他運営メンバーの感想としては、ポップな写真で見てるだけで楽しいスライドでした。ファッションがカルチャーの一部であり、またカルチャーは国や時代の社会情勢と密接に結びついていることがわかって面白かったです。
本人が「マニアックすぎるか」とカットした部分について、なんと嬉しいことに感想タイムに質問や指摘があり、そのおかげで予定よりも深い話をすることができたとか。

交流会

Spatial Chatはパーティ会場風にセッティングしました。小さなグループに分かれてリアルに近い交流ができたと思います。リアルイベントで好評だった「褒め褒めタイム」も行いました。

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※画像はイメージ図です

全体の振り返り

今回の目標は、リスナーにリアルイベントに近い体験を提供することでした。
「自分の内面を他者に思いっきりオープンにできる機会」にできたかな、と感じています。
参加者の皆さんがプレゼンテーターの熱い想いに刺激を受け、初対面というギャップを乗り越えて、自分の考えを周囲と交換できる時間になっていれば幸いです。

プレゼン&交流会は、自己発信と様々なバックグラウンドの人の交流の場として、これからも定期的に開催していきたいと思います!
次回以降もさらにおもしろくなること間違いなしなので、どんどんたくさんの人に前に立ってもらいたいし、一緒にこのプレゼン大会を作っていってくれる人も大募集です。