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「自分の言葉を持つことができるかどうか」がコンテンツビジネスの将来性を高めてくれる。

楓コンサルティング代表の小暮貴恵です。
いつも読んでいただきありがとうございます。

初めましての方へ:存在美学コンサルタントとして、パーソナルコーチング、ビジネスプロデュース、LPデザイン、ファッションスタイリストの4つの分野で活動しています。趣味はコーヒーをドリップすること。詳しいプロフィールはこちらからどうぞ ⇒ https://profiee.com/i/Kiechan

コーチングやビジネスコンサルをしていて思います。言葉を再定義していくことって大切だなと。何気なく使う、いつもの言葉、馴染みある言葉ほど思い込みに溢れていたりするんですよね。

私は、よくちゃんとという言葉を使うのですが、ずっと自分の中にある“ちゃんと”の意味が理解できていませんでした。幼い頃から、ちゃんとしなきゃ!といつもの身の回りを綺麗にしたり、ノートを丁寧に書いたり、家の中を整理整頓していたりいました。全部、ちゃんとやらないと気がすまなかったのです。なぜなら、“気持ち悪かったから”です。

大人になってからもずっと、“ちゃんと”していたのでそれはもう「厳しい人」と思われることも多々あり。なぜ厳しいと言われるのか理解できずに、ただ自分自身の神経質で細いことが気になる過剰さが人に厳しいという印象を与えていると思い込んでいたのです。

“ちゃんと”という言葉の意味を私は辞書通りに受け取り、少しも乱れのない整った状態という風に解釈をしていました。しかし、フリーランスになり内観を習慣化していくと自分の発する「ちゃんと」に違和感を覚えるようになりました。

なぜ、だろう?と深く自問自答しながら、ちゃんとって“私にとって”どういう意味なんだろう?って考え始めましたときにハッとしたのです。

あ、ちゃんとって私にとって「美しい」という意味だ!

と全てが繋がりました。学生時代からノートやカバンの中身、お部屋まで綺麗に整えることが楽しくて幸せでしたし、提出する文書でさえも一ミリの狂いも許さないほどに、どこで改行されているかまでな異常なこだわりを見せたり、プレゼン資料ひとつでもなぜか手を抜くことができず、「美しくないと許せなかった」のです。そしてその美しさを私の感覚値そのまんまで後輩や先輩にフィードバックするという度胸がありました。笑

だから、厳しいって思われていたんだと納得です。

「ちゃんとやってよ!」とどんなに人に伝えたところで、そりゃ伝わりません。私にとっての“ちゃんと”とみんなにとっての“ちゃんと”は全く意味が違ったのですからね。これを機会にちゃんとやってねという言葉は使わなくなりました。思わず使ってしまった時は、私にとってのちゃんとの意味を相手に伝えるようにします。

こうやって言葉と一つずつ向き合うことで発見があるのが内観の醍醐味です。世間一般やメディアの言葉に惑わされる「自分の言葉を持つことができるかどうか」がこれからの人生においてとても大切な気がしています。

特にフリーランスとして無形コンテンツを販売する人ならなおさらこの言葉の再定義がとても大切なんですね。どれだけ自分の言葉を磨いていけるか?がコンテンツの将来性といっても過言ではないのです。私はこの言葉の定義を言葉のイメージチェンジと読んでいてます。

自分の口癖から研究してみたり、お客様の言葉の定義を聞いてみたりしていく中で自分のビジネスのこともお客様に届けやすくなりますし、何より「お客様がストレスなく選択をしやすくなる」という素敵なメリットがあるのです。

必要なサービスを必要な人へと届けるために、言葉のイメチェンを繰り返して、言語化のセンスを磨いていくトレーニングができるのが内観です。この内観はコーチングレッスンでお伝えしていますので、ご活用くださいませ。


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