遠慮する人は、実はケチです。

こんにちは、小暮貴恵です。facebookに投稿したこの記事「ドキッ」とした人も多いのではないでしょうか。私自身も元ドケチ出身です。笑

【 遠慮する人は実はケチ。笑...

Posted by 小暮貴恵 on Tuesday, June 15, 2021

ある日、あるところで、起業塾に通っているAさんからご相談が届きました。起業塾のコンサルさんに、本当はお願いしたいことを「申し訳ないので自分でやります」と言ってしまうことが多いそうです。

それがなぜなのか知りたいとのことでした。
原因はとってもシンプルです！

／
自分が遠慮なく依頼できる
正当な対価を払っていないと感じているから！
＼

裏を返せばコンサルの時間とエネルギーを搾取している自分に気づいているってことです。この場合、答えはシンプルです。

追加で、対価を払いましょう。
つまり、チップ払うということです。

私たちは一見するとサービスを買っていると思いがちですが、実は買っているのは「相手の時間」なんですよね。自分ができないことを自分よりも「早いスピード」でできる人の時間を買ってるんです。

私のサービスで例えると、デザインはデザインを売ってるわけじゃなくてお客さんの代わりにデザインする時間と技術を売っているわけです。しかも、めちゃめちゃ早いです。笑

「申し訳ないから自分でやる」ってなっちゃうときには、実はそんなふうにいいつつ、逆にコンサル側の時間を奪ってしまうつもりです。コンサル側にとっては遠慮されることはマイナスなんですよね。

だって、コンサルよりも経験もスキルもない人が、自分でやる！ってなったらそのやり方を教える「時間」と「エネルギー」がますます膨大になるんですよ！！笑

自分でやれないことをやるって言われても・・・ってコンサルの本音です。
結果、申し訳ないから自分でやりますって言われた後に大体くる質問って共通していて「どうやってやるんですか？」ってなるからコンサル側って結構え？ってなっています。

遠慮は浪費です。遠慮させてしまうコンサルのスタンスも、もちろんあるかもしれませんが、ここは「申し訳ないから自分でやる」じゃなくて「対価を払うことをケチっている」自分を直視してみることをお勧めしています。

申し訳ないから自分でやる！って遠慮は、実はケチです。笑
（ケチっちゃうあなたも可愛くて好きです）

遠慮って言うと聞こえがいいですが、遠慮なんてただの自分都合です。相手に真っ向から素直に「お願い」ができないプライドの高さが見えています。ケチでがめつい自分を隠すためのカモフラージュが遠慮なんですよね。

遠慮して言いたいことが言えない人に、優しいからですね〜と私は口が裂けても言えません。優しくないですから。笑

「申し訳ないので自分でやります」と「自分でやりたいです！」の違いってエネルギー的に軽やかさが異なります。そして、自分でやるとなった場合は、それを教えるための費用がかかることを忘れてはいけないし、この費用を心地よく払えるかどうかも重要です。

〇〇ができるようになりたいから教えてください！って素直に伝えることができたらベストね。その上で、ここを見るといいです。これ以上何かをお願いするのが申し訳ないと思うとき「ちゃんとサービスの価値を感じて受け取っている自分」に気づいてあげてください。


これ、すごいことです。簡単なようで簡単じゃない。「サービスの価値を感じ取れる感性を持っている」って実は貴重なんです。なかなかいませんよ〜！さらに言うと「価格以上の価値を感じ切ってしまった状態」になると人は、これ以上頼るのは申し訳ないなって遠慮を始めてしまうものです。

つまり、相手の時間とエネルギーを使い切ったわけなので、チップを払うことに繋がるというわけです。チップとは何も現金だけのことじゃないです。珈琲ご馳走するとか、お花買ってくとか、差し入れするとか、クチコミするとか考えたらできることは、いっぱいあるんですよね。

そして、コンサル側はこのタイミングで価格を上げましょう。

私は自分のお客さんからこの言葉が増えるたびに価格をUPしてます。決まってみんな同じタイミングで言うから不思議よね。お客さんが遠慮なく依頼できる価格をつけるのはコンサルの義務だと思っています。

このような視点をお伝えしたらAさんは追加でチップを少しと差し入れを届けて、そのコンサルさんに本音をお伝えしたそうです。コンサルさんはいいのに〜と言いながらもとっても嬉しそうで、Aさん自身もハッピーでやって欲しいことをすんなりお願いできたので心が軽くなったそうです。

コンサルにお願いできたことによって、チップの3倍の金額のご成約を頂けたそうで喜んでました。笑
私はこう思うのです。相手の時間とエネルギーは命であり、愛です。だから、相手の愛を容易く扱わない。無碍にしない。ダイヤモンドを扱うように扱うことが美しさであると感じています。

以前、ご縁をいただいていたクライアントさんの伝説があります。めっちゃかっこいいし、すごく嬉しかったんですよ。

「これからきえちゃんの講座を受けるときは、割引とか無料で受けるんじゃなくて、ちゃんと対価を払います。」

とおしゃってくれた方がいます。コミュニティでは無料や割引の講座があるんですが、彼女はその権利を使わないことを決意されて「卒業」を選んだんですよね！本当にこれは嬉しかったです。（このエピソードAさんにも響いていた♡）

ほんとかっこよくないですかー！！！対価を払うという価値そのものって「愛の形」でもあると思っています。対価を気持ちよく払うって本当に尊いものです。こうやって感じられるようになったのは私自身がお金の価値やエネルギーの本質を知ることができたからです。

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