ちょうどいい理想、持っていますか?〜正しい憧れ方の秘訣〜
こんにちは、小暮貴恵です。
今日は「ちょうどいい理想」「正しい憧れ方」のお話です。
私は、過去に信者のように憧れてしまった存在がいました。お恥ずかしながら、その人の言うことが正しいと思って「言われたことはやらなくちゃ」と過剰な尊敬をしてしまったが故に、結局疲れ果ててしまったのです。
こんなに尽くしたのに・・・何も実らなかったじゃないか。
と心の声が漏れると同時に、憧れを履き違えていたことに気づいたのです。
憧れるということは、「自分ではなく憧れているあの人」の人生を生きようとするので辛いんですよね。そして、自分の価値観ではなく、あの人の価値観を軸に置くので、他人軸になります。自分がいるのにいないような感覚になります。これはとても寂しいんですよね。
さらに、私自身も「きえさんが憧れです」と言われると嬉しい反面、大丈夫かな?と心配になってしまいます。「きえちゃんみたいになりたい」という言葉が正直好きではなく(笑)お世辞にも私にできたから、あなたにもできるよ!と言えないんですよ。だって、私と相性のいいやり方と在り方と、あなたにとっての成功と幸せは別物なのですから。基本は一緒かもしれませんが、その先は一緒ではないのです。
正しい憧れは、その人の全部を真似しようとしないことです。100%コピーだけでは、何も考えずにただやっているだけになってしまいます。まずは何か一つを、取り入れてみることが重要で、またそれも自分の価値観で選んでいるのか?が大切です。憧れの人のやっていることを取り入れるとき、「疑うこと」をお勧めしています。この疑うとは仮説を立てるです。本当かな?と猜疑心で見るのではなく、仮説を立てることによって可能性が広がるんですよね!言われたことをやりましょう!はもちろん、そうなんですが、ただそれでは知恵も感性も育ちません。多くの後継者が育たないのもこの知恵と感性が育たないからです。
そして、目指していて苦しくなる人や理想ではなく、自分にとって心地よくちょうどいい理想を持つことができたら、人は過剰に尊敬し憧れることもなく、知恵と感性を育てながら成長することが自然とできるのです。
ぜひ、あなたにとってのちょうどいい憧れとちょうどいい理想を、あなたの言葉で定義されてみてくださいね。
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