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今の状態を過去と未来にすり替えないで、“今を直視する”ことに夢中になろう。

楓コンサルティング代表の小暮貴恵です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。

本音で生きる存在美学コンサルタントとして、幸せな起業と幸せな人生をテーマにコンテンツを提供中。プロフィール:https://profiee.com/i/Kiechan 


今を生きるとか今こことか、よく言われますよね。私もそうだと思います。じゃあ、それってどういうことなのか?っていうと“直視すること”です。この直視から逃げていると、未来が見えなくなって過去に思いはせて今が置き去りなっちゃうんですよね。ツイッターにもつぶやいたので、今日は直視についてお話してみようと思います。

ついたくさんのことを学ぶと、過去を掘り下げることが過剰になりすぎてしまったり、未来のヴィジョンや目標を考えすぎてしまって、結局どうしたらいいの?と余計にこんがらがってしまったことはありませんか?


そういう時は、今の自分は何を感じているのか?自身の心の優しく問いかけてみてください。これが直視をするということです。つい私たちは嫌だなとか不満とか怒りとか感じてはいけないことと思い込みがちで、ネガティブな感情をなかったことにしがちですね。今という現実を直視しないために、過去や未来に話題をすり替えているのです。過去を掘り下げすぎて、原因を追究しすぎていると負のループにはまりまって、“原因がわからないから動けない”と問題を生み出します。さらに、未来を考えすぎて、“ゴールが明確ではないから動けない”からと問題を生み出します。


過去を掘り下げるのも、未来を考えるのも、ほどほどで大丈夫です。さじ加減は自分の心と決めていきましょうね。私の場合、過去の原因追及に必死になりすぎて散々空回りしました。それはもう苦しくてしょうがなかったのですが、まずは自分を直視することで徐々に本来の自分になることができたのです。ここでポイントは今の自分の感じていることから紙に書き出すことです。よく書き出すのはちょっとという方がいますが、それは直視することに抵抗があるということです。こんな感じですね。


私は今、怒りに震えている。上司に、担当しているエンジニアさんがどうせ仮病だからと言われてむかついた。本当に病気だったらどうするのだろう。どうしてこの上司は人のこと疑ってばっかりなの?腹立つ!!!!
起業してみたけど、なかなか売上にならないな。こんなに発信頑張ってるのになんでだろ?納得いかない。モヤモヤ、イライラする。なんだか疲れていてたくさん寝たい。アドバイスもらっても、説得されてるだけなきがして嫌だな。早くやめて、自由になりたい!!


前者は会社員時代の私のむかついた出来事で、後者は起業してコミュニティでうまくいかなかった時のお話です。今はもう大丈夫なのですが、当時これを書き出したとき、ううううって胸が締め付けられるような感覚と肩がずーんと重たくなるような感覚がありました。こう感じている自分は、相手にどうしてほしかったか?を次に書き出します。

上司にエンジニアさんが病気で休むことを認めてほしかった
なんでもかんでも疑うのをやめてほしかった(信じてほしかった)
売上でなくても大丈夫だよってかばってほしかった
もうやめていいよと言ってほしかった
発信せずにもうただひたすら寝て居たいと思った
自分のビジネスに集中したかった


これですね、相手にしてほしかったことは、自分が自分にしてほしかったことです。つまり、私はしんどいときにちゃんと休むことを許して欲しかったということですね。それを誰かに悟ってほしいばかりに、イジイジしていたのです(笑)さらになぜか、誰かの許可をもらわないと自分のビジネスができないと決断が他人軸だったことがうかがえます。自分の今を見てなかったから、過去や未来の問題と向き合うことが現実逃避になっていたんです。こうやって直視してしまえば、あとは行動に移すだけ。会社やコミュニティを去り、私は独立をすることになりました。だいぶ、経緯は割愛しましたが、いたってシンプルですよね。これ以降、私は自分のエゴで群れるということを辞めたのです。直視している間は少し心が痛いかもしれませんが、それはよくなるための一歩です。必要であれば、そんなときはあなたの信頼できる人に心のうちを少し見てもらうと安心するかもしれませんね。現実を変えたいと望むとき、今を直視することに集中することで、過去と未来と手を取り合うことができるようになります。


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