「なんでもできる」は「なにもできない」
楓コンサルティング代表の小暮貴恵です。しなやかなビジネス創るをテーマに、フリーランス専門のビジネスプロデューサーをしています。新サービスはただいま、熟成中です。公開まであとちょっとかも。
『なんでもできます!』は『何もできないです』と言っているの同じ。よく面接でもなんでもやります!とアピールしていた時に、とある面接官に言われたことがあります。当時は意味がわからなかったけど、今では痛いほどによくわかります。
相手の立場になったとき、実は相手からしたら「何ができるかわからない」「曖昧でよく分からない」のですね。だから、「なにもできない」と自動翻訳されてしまいます。
「なんでもいい」「なんでもできる」に逃げずに、自分を言葉で表現することって大切ですね。これは、フリーランスになってからも強く感じていることなのですが、「なにができる人なのか知ってもらうこと」「どんな人なのかを知ってもらうこと」が欠かせません。これが表現できなければ、お客さまにはきてもらえないからです。例えばこんな感じです。
例:小暮貴恵ができること
・ランディンページ制作 ・ビジネスプロデュース ・デザイン
・コーチング(内観) ・コンサルティング ・自分との向き合い方
・お金の生み出し方 ・フリーランスとして生きる方法 ・ファッション
・イメージコンサルティング ・マーケティング ・ブランディング
例:小暮貴恵はどんな人?
・本音で生きる人 ・しなやか ・穏やかでマイペース ・鋭い
・なんか幸せそう ・自然体 ・おもしろい ・楽しい ・好奇心旺盛
・パワフル ・変なところがある ・白黒はっきりしている
こんなふうに書き出してみて、これらを組み合わせていくとそれがビジネスに活かされるようになりますし、唯一無二の自分だけの表現ができるようになるんですね。誰でも適当に言えてしまう言葉を、安易に自分にも他人にも言わないことで願望や想い、感情や感性がはっきりと輪郭が描かれるのです。大切なのは、この二つの問いがあります。
①あなたがどんな人で、なにができるのか?
②何ができなくて、したくないのか?
なんでもやりすぎて結局なんでもできてしまって、逆に専門性もインパクトなくなってしまうことが実はビジネスの危険信号。なにを「尖らせていくか」「何にスポットライト」を当てるかってとても大切ですね!!
これは毎日じっくり、自分と心を通わせているとある日、突然、「リンク」するようになるのでシチューを煮込むようにじっくりコトコトと様子をみながら言葉と表現を育てていきましょう。
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