「疑うチカラ」を育てて、疑いの本質を人生に活かす3つのステップ〜猜疑心と疑うチカラの違い〜
こんにちは、小暮貴恵です。
先日、セッションでとても面白い現状がありました。様々な診断ツールを活用させていただくことが多いのですが、診断の罠に引っかかったのです。
自分は〇〇タイプだから〇〇。
〇〇の要素がないと、〇〇は叶わない。
と思い込み始めますが、診断ツールってあくまで参考なので「絶対」ではないのですが、まるでそれが絶対かのように信じ切ってしまうことがあります。決して悪いことではないのですが、ひとつの情報を絶対視して鵜呑みにするってリスクなのです。
私たち人間って確かに、分類されるんですが、それもただの分類遊びなだけであって「ヒトはあらゆる要素を持って変化をし続けている生き物」なんです。だから診断ツールの結果に当てはめすぎて、型にガチガチになってしまうのは本末転倒。
研修やセミナーでも同じ現象があります。〇〇先生の言うことが正しいと思い込みすぎたり、教わったことが出来ないから結果が出ないと過剰に学んだことを崇拝してまうのもまたよくある話です。
そこで大切になってくるのは「疑うチカラ」です。物事を純粋に疑ってみることが重要です。素直に教わったことや結果を信じることも大切ですが、ここはバランスです。診断結果、やり方、学んだことは本当に自分にとって必要なことなのか?あっているのか?を仮説を立てながら実験を繰り返すような感覚を持つことが欠かせませんね。
この疑うチカラとは、別の角度から、出来事や自分を客観視すると言うことです。別のやり方や別の方法で幸せになたっていいじゃないですか。教わったやり方で成功出来なくても、自分に適したやり方で成功したっていいじゃないですか。なのに、目の前にある情報だけに固執して、それが全てになると幸せと成功の可能性が狭くなります。一つ一つ得た情報を、自分に当て嵌めた場合、どんな活用ができるのか?逆に何が活用できないのか?を見極めていくことが「疑うことの本質」なのです。
猜疑心とは、自分の不安感・欠乏感からその穴埋めを誰かに強要してしまう心のことです。自分に対する絶対的で圧倒的な信頼と安心がない時にすることなので相手はプレッシャーを感じて重たくなります。これは疑う力とは全く異なるものなので、お間違いなく(笑)疑うチカラは私たち人生をとても豊かにしてくれます。その3つのステップは下記の通りです。
疑うチカラを育てる3つのステップ
①感性を磨く(五感を整える)
②感情を言葉にする(本心に気づく)
③内観を習慣にする(客観視する力を身につける)
この3つのステップを繰り返すことで、いろんな考え方を採用することができるようになり幸福度も高まりつつ成功も積み重ねていくこともできます。ぜひ、生活の中に取り入れてみてくださいね!
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