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令和にT-SHOOTERを載せたPCを組む(Windows Vistaインストール編)

前史

 T-SHOOTERが使えないものかと思い付きで組んで、起動せず。

使ってたメモリをとっかえて何とか動くようにした。

今回はOS入れて使えるようにします。


インストールするのはWindows Vista

 T-SHOOTERが発売された2009年に現役だったのはWindows Vista。ライセンスがあるのでちょうどいいし、当時はWindows XP最低使用環境みたいなPCにインストールされまくったせいで評判が悪かったが、4GBや8GBのメモリを積めば快適に使える。しかもシステムドライブは当時全然なかったSSDだ。

大昔に買ったWindows Vista Ultimate 64bit版

まぁ、OSのインストールなんかに詰まることはない。XPだったらF6ドライバの問題があるのでRufusとかした方がいいが。

インストール画面

ウェルカムセンターとかあったなぁ。

ウェルカムセンター

エクスペリエンスインデックスやってみたら熱暴走か途中で落ちたw

5.9が最高点だったっけ?

このサイドバーも懐かしい。

サイドバーのこれクッソ懐かしい。すぐ消してたけど

ちなみに、UACはすぐにOFFにしてる。ゲイツへの礼儀。

Service Pack2とWindows Updateの適用

SP2

 2017年にサポート終了しているOSを使い続けるなんて危険極まりないので当然LANには接続せずオフライン運用だし、ファイルの移動などでLANに繋げる時もデフォルトゲートウェイとプライマリDNSを空欄でローカル運用にするのだが、とりあえず当たる更新プログラムくらいは当てたい。

サービスパック2のDVD ISOはここからダウンロードできる。いつ消滅するかわからないのでインストールUSB作るんじゃなくDVDに焼いておいた。

更新プログラム

 Windows VistaのWindows Updateなんて終わっているので正攻法ではMSカタログからポチポチとダウンロードしまくるしかない。Windows 10からの累積更新プログラムってこういう部分は神だ。
回避方法として疑似的にWSUSのような機能を追加して一括してWindows Vistaの更新プログラムを入手できるVistaUpdaterという神ツールがあるのでありがたく使わせていただく。

素の状態のVistaでVistaUpdaterをダウンロードして実行するとSP2のダウンロードから始まる。尋常じゃない時間固まったようなままになるのでSP2は先にインストールした方がいい。

VistaUpdaterの画面

VistaUpdaterを1度実行すると「Run_WSUS.cmd」というバッチがスタートアップに登録されており、Dos窓が上がってくる。ここでWindows Updateで更新プログラムの確認を行うと更新プログラムのダウンロードが実行される。初回はダウンロードに2時間くらい平気でかかる。固まっているように感じたらWindowsのサービスでWindows Updateのサービスを再起動すればよい。

ダウンロード中

まず214個の更新プログラムがあり、その後.NET Framework等別の更新プログラムがあるので全部落としきるには5回くらい再起動と更新プログラムの確認を行わないといけない。

214個だるい

全部落としきった状態。Windows Essentialsと言語パックは無視してよい。

言語パックが多い

更新プログラムを全部落としてもVistaUpdaterは前述のとおりスタートアップに登録されているためシステム起動のたびに毎回起動されるのでスタートアップから削除する。スタートアップの場所はコントロールパネルをカテゴリ表示させ、プログラムのアンインストールの下にある。

スタートアップ
無効化した状態

これで使えるようになった。Windows Vistaなんて何に使うんか知らんが。
Windows Vistaのよいところは、Windows 11では廃止されたエクスプローラーからのスライドショーがフォルダのショートカットからも実行できるところ。深い階層でバラバラにおいてある画像のフォルダがあった際に、ショートカットだけ集めたフォルダを作っておき、そこからスライドショーを使うことができたのは地味に便利だった。

おまけ:冷却強化

 マザー上方からCPUとヒートシンクの接合面に向けて4cmファンを追加。

53℃、意味なし!サイドからの風に負けてて意味なさそうだな。

最終的なマシン構成


Noctuaつけとる。。。

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