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特価のASRock DeskMini H470でリビングPCを組む


動画視聴用PCのリプレース計画

 ダイニングでほぼほぼTVやDVD、YouTubeを見るためだけのPCがHaswell時代のLenovo ThinkCentre m73 TinyなのでさすがにWindows 11対応をしないといけない。第8世代くらいのリース落ちPCでも探そうかと思っていたらDeskMini特価の情報が。

ちょうど12/7~8に関東へ行く用事があったので狙ってみるか?ということで。

買うた!

使用するパーツ

 ベアボーンなのでCPU、メモリ、ストレージさえ用意すれば組めるというお手頃感。

この後買い足したりまだ届いていないものも

ベアボーン

 本体は上述のとおりDeskMini H470。TDP65WまでのIntel 第10~11世代のCPUが搭載できる。ブラックフライデーで安売りしてたマザーがこの世代のLGA1200で地味な世代やなぁと思ってたが、そこから1週間で買う羽目になるとはw

はこ
開封

中身は本体と電源、ドライバCD、ねじ類、ゴム足、SATAのケーブル2本。

内容物

背面、D-subあるのか。WiFiアンテナをつける予定はないが背面オーディオを追加予定(まだ届いていない→1週間後に荷物が行方不明になったことが発覚、キャンセルして再注文のamazonクォリティ)。

バックパネル
フロント側

TYPE-Aが背面4+全面1、TYPE-Cが前後に1で計2とUSBポート足りなさそうなので増設ケーブルを追加購入。

ASRock DeskMini用 USB2.0ポート追加ケーブル DESKMINI 2XUSB2.0 CABLE

サイドに穴が用意されているのでここにつける。

CPU

 CPUはCore i5 11500にした。Core Ultraが出ているこのご時世で4世代前は新品の入手性皆無。i5 11400Fなら新品売ってることもあるが、DeskMiniでF型番とか鯖用途でも現実味がない。中古で探すとなると11400は山ほどある。11500だとグラフィックがUHD Graphics 750でUHD Graphics 730の11400と1000円くらいしか変わらないのに優位性がある。弾数は少ないけど。i5の最上位11600やi5だと中古でもは3万近くなるので検討に上がらない。第10世代も背面のM.2 Gen4が使えないので論外。

Core i5 11500

検索してみたら川崎のじゃんぱらに在庫があるのを発見したのでぽちった。DeskMini買った当日川崎に宿取ってたんだよなぁ。順番違ったら送料770円払わなくてもよかったかも。

CPUクーラー

 CPUクーラーはDeskMiniド定番のNoctua NH-L9i。録画鯖にしているNEC Mate改にも使ってるからこれ買うの2個目か。これもLGA1700などに移行しているため新品買いにくいところでなんと付属品そろっててヤフオク3000円。

中古なのに付属品全部そろってる。

メモリ

 メモリもCPUと一緒に川崎のじゃんぱら通販で。SAMSUNGのDDR4-3200のノート用16GBを2枚。3200買ったけどDeskMini H470って2933までなんだな、失敗。同じのに揃えようとしたけど原産国がチャイナとフィリピンだった。
さすがに32GB×2はいらんなw

同じ型番なのにMade in ChinaとPhilippines

ストレージ

 ストレージはM.2が2枚、SATAが2つ載るので全部埋める。空いてるスロットは埋めるのが礼儀なので。

メインに使うM.2 Gen4はMSI SPATIUM M450 1TB。amazonプライムデーで衝動買い。

Gen3のM.2はIntel SSDPEKKF512G8L 500GB。PCコンフルで買ったThinkPad X1 Carbon Gen6についてて即日で外したもの。もうGen3のSSDなんて売ってないしなぁ。ってamazon見たらクソ高いwww

SATAはKingston A400 960GBを2発。ワンズの日中古5%オフで衝動買い。オンボードRAIDが組めるのでなんとなくやってみようくらいのノリ。

中古と言いつつほぼ新品だった(後述

裏面M.2用に太めのサーマルパッド。これでマザー背面につけたSSDとマザーボードベースを密着させてケースをヒートシンク代わりにして冷やす。

表面のSSD用にアイネックスのヒートシンク。いがーり氏におすすめを聞いて背の低いのがいいというのをそのまま買うというめづらしいことをした。

組み立て

分解

 背面のネジ4本外してマザーボードベースを引っこ抜く。外装の一面だけスライドするようじゃなくて、完全に箱になってる。

スイッチとLEDのコネクタを引っこ抜く。

横はUSBのコネクタ

摘出。コンパクトになってる。
M.2 WiFIにPCI-E変換ぶち込んでeGPUしたりPT3入れたりもできるんかな?

バッテリーは省スペースに縦置き。

裏面。Hyper M.2は11世代のCPUじゃないと使えないとの警告。M.2のネジ穴がオレンジになっているのはシール。これ剥がさないとねじ止めできない。

シールをCPUソケットの裏に貼ってみた

CPU、メモリ、M.2取付

 裏面のM.2 Gen4にSSDを取り付けてサーマルパッドを載せる。CPUクーラーのねじも合わせてる(コロコロ落ちるので無駄)。

M.2の外観見せてない

CPU載せる。

MX-6をうんこ盛りする。ちなみにこの量じゃ足りない。

うんこ盛り

CPUクーラーNH-L9i背面。キレイ。

クーラー装着。メモリを先に挿した方がいい。

1回外してメモリを入れて付け直し。CPUクーラーの配線も取付前に考えといたほうがいい。

表面のM.2もネジが小さくてつけにくいのでCPUクーラー取付前がいい。なんならヒートシンクつけてないのでこれは失敗写真。

SATA SSD取付

 SSD1つは側面の穴を爪に引っ掛ける。

反対側はネジ止め。

もう1つは4本背面からネジ止め。

SATAのケーブル。普通のマザーもこれにならんか?長くして。電力的にダメか。

SATAのコネクタ。

搭載したところ。

USB2.0ポート増設

 USB2.0ポートを増設する。まずフロントパネルを外す。1か所だけ爪になってる。

USBのケーブルをひっかける。横の白い方にはひっかけずにケーブルをフリーにしておくのがおそらく正解。

ケースの鉄板を折ってポート用の穴をあけてからコネクタをねじ止めする。

皿ネジ同梱されてねぇやんと適当なインチネジをつけた図。ケースにまとめておいた袋の塊から皿ネジは後で出てきた。

袋の山

電源などのコネクタの横にUSBのコネクタをつける。

ケースを入れてほぼ完成。

おそらくUSBのケーブルに引っ張られているせいでマイクやスピーカーの穴とコネクタがずれてる。美しくないので直し方は後で考えよう。

ケースファン追加

 ケースごと冷やしてM.2 SSDを冷却したいのでケースファンを外付けする。電源はUSBの5Vを12Vに昇圧して取る。ケーブルはPCワンズで買った。

3ピンなら600円のケーブル。4ピンは1000円超えのケーブル。

ファンはどこのお宅にも転がっているNoctuaファンから適当なのを。今回はNF-A9 PWM

ケースを止めるネジ穴から生えるフレキシブルアームでファンを取り付けた。この製品の詳細憶えていない。アームの自由度はあまりない。

後ろから
上から
前から

ちなみにこれだとPCの電源落としてもファンはずっと回り続けてる。ケーブル抜くの面倒だしどうするか。

BIOS確認とRAID設定

 電源を入れてBIOS確認。はじめ画像出力に手間取ったがケーブルの接触かモニタ側の問題かよくわからん。映ればいい。
BIOSのアップデートファイルを用意していたが、最新の2.20が入っていた。

RAIDの設定をする。アドバンスドからIntel Rapid Storage Technologyに入る。

下部に使用できるディスクが表示されている。
とりあえずCreate RAID VolumeをEnter。

RAIDのボリューム名をName欄に入れる。
RAID Levelに構成するRAIDの種類を指定。DeskMiniでは1か0しか選べないのでここは漢のRAID0で。
ディスク名の横に「X」をつけるとRAIDの対象になる。
SAVEを押すとRAIDボリュームが作成される。

960GBのSSD2つで1.7GBのRAIDボリュームができている。

色々変更したので変更を保存して再起動でBIOSを抜ける。UEFIじゃなくてBIOSなのはわざと。

再起動したらX1 Carbonに入ってたSSDからブートされてWindows 11が立ち上がったのでディスクの管理を見て正常にRAID 0と他のSSDも認識されていることを確認。

Windows 11のインストール

 Windows 11をインストールする。事前にTPM2.0の設定などはBIOSで確認済み。

USBメディアからISOを起動してセットアップ。このタイミングでamazonで注文してたWindows 11がまだ届いていないのでプロダクトキー無しで進む。しゃーない。

別の部屋からトラブル対応などリモデでやり倒すのでエディションはPro1択。

MSIの1TBにOSを入れる。ここでもRAID0は認識されてる。良き。

いつもの画面
いつもの画面

ネットワークに接続まで来たらいつものアレでオフラインアカウントを作る。この手順塞がれたとかいううわさも出てるが、Windows 11 24H2のイメージで3回くらいやってるので問題なし。

[Shift]+[F10]を押下してプロンプトの起動。
cd oobeを入力。
BypassNRO.cmdで再起動。

手順
このタイミングでOSが届いた

再起動後、ユーザー名決めてインストール続行。秘密の質問つけるのがいつもダルい。

OSインストール後、プロダクトキー入れとく。

ライセンス未適用の状態。オフラインなので確認不能。

アカウントをMSアカウントに紐づけてオンラインにしたらエデジタルライセンス認証されたので問題なし。

あとのWindows 11用設定は別記事で書こう。備忘録用に。

書いた。

SATAのSSDをCrystalDiskInfoで見たらほぼ新品。画像では使用時間33時間になってるけど、電源入れた当初は8時間だった。

ベンチマーク

ドラクエⅩベンチ

 とりあえず定番。標準でも高画質でも快適。優秀やん。

CrystalMark Retro

 基準はよくわからない。

CrystalDiskMark

MSI SPATIUM M450 1TB。Writeが強い。

Intel SSDPEKKF512G8L 500GB。さすがにGen4に負ける。

Kingston A400 960GBのRAID0。ここまで性能差あったらSATAいらんなw

CINEBENCH 2004

マルチ471。

シングル89。

Core Temp

 ベンチマークこれだけ回してMAXが68℃。よく冷えてる。

完成

 こんな小さい筐体でまぁまぁのパワー出せるベアボーンが1万円そこらなのは儲けものだった。リビングPCとしてWindows 11のEOLくらいまで引っ張れるか?

で、背面オーディオケーブルはいつ来るんや?

続き↓


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