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まさかの大晦日駆け込みスピード出産レポート

2017年12月31日、22:30頃。
当日夕方まで全く誰もが予想しなかった、まさかまさかの大晦日ギリギリに駆け込み出産しました。

今回は、妊婦憧れの"出産レポ"になります!遂に私も...! (感涙)


12/31 10:00

鈍い腹痛で起床。
ベッドの中で、試しも兼ねて陣痛アプリで測ってみると、10分くらい。でも陣痛ってこんなもんじゃないよな、前駆陣痛なんだろうなと勝手に判断。今思えばこれ本陣痛でした。。w
無視できない痛みではないので無視して活動開始。

12:30

実母が家に来て一緒に年越し蕎麦を食べる約束をしていたので、母を迎えに駅まで歩く。若干腹痛が不安になるも、無視できるので無視。

17:00

無事年越し蕎麦を一緒に食べ終え、談笑後、母帰宅。ちょっとお腹が痛いという話しをしたが、普通に会話できる程度なので家族みんな「もうすぐかもね〜」なんて冗談を言っていた。
午前中より痛くなっている気がするが、パートナーが夕飯のからあげの準備をするとのことで、そういえば私も風呂掃除がしたいと思ってしていなかったのでしようと思い立ち、風呂掃除をする。

この時既に痛いときは動作が止まる・うずくまる程度に痛い。今振り返ればこの時点で子宮口2〜3cm開いていたと思われる。が、痛みに強い性分なのと、休日なのでかかりつけの山王病院では希望している無痛分娩ができないからまだ出産したくないのと、夕飯のからあげが食べたいのとで痛いのを無視していたw

17:40

痛いときはうずくまりながら、休み休み風呂掃除完了。
夕飯ができるまでベッドで休む。陣痛アプリで測ると7分くらい。さっきより感覚が短くなってるし、明らかに痛みも増しているのでどうしようか悩む。
「陣痛 痛み どれくらい」とかで検索していろいろ見てみるも、結局痛さは人それぞれなようでよくわからず。

このツイートをして、電話した方がいいとフォロワーさんに言っていただいたので病院に電話することに。
「念の為内診しましょう、入院セットを持って来てください。今日は麻酔はできませんが」と言われたので、今からからあげを諦めて病院に行ってまだですねとか言われて帰されたりするのも嫌だし、これから産みましょうと言われて麻酔してもらえないのも嫌なので、もう少し痛くなったらまた電話したい、今はまだ家に居たいと申し出る。21時に再度電話をする約束をして切る。

19:30

夕飯にからあげを食べる。でもこの時既にもう痛いときは食事できず、うずくまって耐える状態まで発展。このとき3〜4分感覚。でもからあげ食べたさとこれから病院行きたくなさで、痛いときはうずくまってパートナーにさすってもらいながら、からあげ半分完食。

20:15

とうとう夕飯が食べられなくなるまで痛くなる。耐えられない。これはもう駄目だと思い病院に電話。先程の方ですね〜とすぐ受付も繋いでくれ、助産師さんもじゃあすぐ来てください!と言ってくれる。
パートナーがタクシーを呼んでくれてる間に、急いで歯磨きと洗顔とスキンケアだけ済ます。眉毛も書くか悩んだが、痛みの間隔が短くてうまく書けなさそうなので断念。書いておけばよかった...。

20:45

病院到着。入口で車椅子を用意してくれていて、受付の方が産婦人科病棟まで運んでくれた。車椅子乗るの初めてだなと思った。
その後内診。6cm開いてますよ、よくこれで我慢できましたねと言われる。これはもう今日中かな。とも。いやいやまさかそんなと思いつつも、痛みは増すばかり。ご主人に言ってきますね、これに着替えてくださいねと言われて着替えようとするも、痛みが来るとうずくまるのでなかなか着替えられない。ようやく着替えて再び車椅子で部屋へ運ばれる。

21:00頃

もうこの時から、痛いときは声を抑えられない。間隔も短いので余裕がない。

部屋に着くと、入院に際してはこれこれです、と説明を受ける。痛いけど説明は意外とちゃんと聞けたのが印象的。
提出したバースプランの確認もここで実施。ご主人様は立会いですね。とか。バースプランは自分の中では無痛分娩であることが一番大事だったので、もうあとはパートナーが立ち会えればもう何でもいいや...という気持ちで結構投げやりで聞いていたw

その後ベッドでひとりになったので、時間メモも兼ねてかろうじてツイート。

ここから時間を見る余裕が無くなったので、ツイートしておいて良かった。。w

パートナーにバッグの中にペットボトルに挿すストローが入ってるので、それを挿して水飲ませてと指示して飲ませてもらう。分娩に際して一番役に立ったのは間違いなくこのアイテムだった...!これから出産のみなさま、絶対に買って持って行った方がいいですよ!!

この頃から痛いときはベッドの手すりに捕まらないと耐えられなくなる。
パートナーが助産師さんから、痛いときは腰をさするといいですよと教わってさすってくれてる。けどいいかどうかはもうわからない。お互いどうしたらいいかわからず、とにかく耐えて過ごす。

どれくらいそうしてたか、助産師さんが入ってきて軽く内診して、子宮口全開だ、分娩室行きましょう!と言ってくれた。えぇ、ほんとに?!もう?!?!という気持ちがありつつも、痛いのを早くなんとかして欲しいのでなんでもいいという気持ちとがある。
痛みが収まったら車椅子に移動してくださいと言われて指示通りにする。分娩室に行く途中、お母様が到着されてるかも、と言っていて、えぇさっき別れたばっかりで、まさか産まれると思ってないだろうに、ほんと!?と思ってたら、受付にいるのを発見。でも声をかける余裕が自分にない。分娩室に入る途中で痛みが来て叫ぶ。病室から分娩室まで遠いよ!(怒)と思った(実際は別に遠くないのだけどw)。

22:00頃?分娩室にて

分娩室到着。痛みが引くのを待って分娩台に上がる。分娩台に手すりが付いたので、再び手すりに頼る。
足に何やらはめさせられたりするも、痛みで足をバタバタさせて脱げて意味なし。パートナーは一生懸命手を握ったりしてくれるも、それも意味なし。(みなさま、ごめんなさい...)

痛みは更に強くなってきて、信じられないくらい痛い。嫌これもう嘘でしょ、という気持ちでいっぱい。

「痛い」「麻酔して」「もう無理」「これ後どれくらいですか」の4つをひたすら繰り返す。

あと、夜勤の先生とか助産師さんとかがみんな入って来たときに挨拶してくれるので、その度に「大晦日のこんな時間にすみません」って謝っておいた。本当に申し訳ないなと思ってたので。そしたら後日パートナーに、いちいち大晦日にすみませんって言うのが面白くてみんな笑ってたという話しを聞かされたw いやこっちは必死だけどちゃんとしたいという想いもあってそうしてたのに...ww

「これ後どれくらいですか」に、「後20分くらいかな〜」と返されて、わかりましたがんばりますと答えるも、絶対ウソだなと内心思う。後60分くらいを覚悟する。

痛みは本当に徐々に強くなってきていて、間隔も痛くない時間の方が短いくらい。痛くないときはもう朦朧としている。目を開けてもいられない。痛みが来ると、もう恐怖。来る来る来る...となって、てっぺん痛い。本当に痛い。痛すぎて痛いとも叫べないくらい痛い。

22:20頃 分娩開始

担当医師分娩室到着。
例に漏れず「先生、年末に本当にすみません。でも先生年内には産まれないって言ったじゃないですか!」と挨拶とクレームを入れるw もう絶対言ってやろうと思ってたのでw

それに対して、「そうねぇそう思ったんだけどねぇ。でもまぁもうすぐ産まれますよ。安産でいいじゃないですか」みたいなことを返した気がする。
先生到着後すぐ、はいじゃあ産みましょうかーとなる。多分先生待ちだったんだと思われる。
産みましょうと言われて、痛いから早くと言っていたのに、えっ、本当に産むの!?と半信半疑。どうやって??てかそれってこれより痛いんじゃね!?無理!!と思った。

仰向けにならないと産めないので、仰向けになってーと言われる(手すりにすがって横向きだった)。えっ、そーなの!?体制変えるの無理!!って言った気がする。でも仕方ないので仰向けに座り直す。ずっと横向きで手すりにすがってたので、体制を変えるのが怖い。
仰向けになって、尿を出させられて、破水もさせられる。痛みの向こうで、あぁ、破水ってこんな感じのことなのかと思った。

諸々準備が完了?して、はいじゃあ次でイキんでねーと指示が。イキむってどうやるの!?って思いながら、何とかやってみる。1回やってみて、助産師さんの指示を良く聞くと、どうやら息を止めて下に出すイメージで力を入れることらしいと理解。
助産師さんが足元でタイミング指示を出してくれたので、指示に合わせてもう一度チャレンジ。2回目で頭が出ていると言われる。でも肩がまだ出てないと。どちらも出たりつっかえたりしている感覚はない。もう一回行ってみようと言われて、もうほんと無理と思いながら3回目の最後の方で、今度はぬるっと出た感覚があった。お腹の痛みは無くなった気がするが、とにかく全身痛いのでそれには気が付かない。

産まれたよ〜と言ってお腹の上で見せてくれる。あぁ、本当に出て来たんだという実感が湧くも、かわいいとか、感動とかは特になし。こんなデカイのがお腹に入ってたの!?ほんとに!?っていう半信半疑と、不思議って想いでいっぱい。

あと、胎盤出ますよ〜と言ってまた何か出したらしいがそれも特に感覚なし。
出てきたものを先生が見せてくれたのだけど、座布団!?!?と思うくらいデカかった。胎盤。あの子とあの胎盤入ってれば、そりゃ重いわー...と思ったのが出産後の一番の思い出w そしてその胎盤を見せる瞬間も動画で撮影してたパートナー、グッジョブw


出産までのハイライト

10:00  陣痛10分間隔
17:40  陣痛7分間隔
19:30  陣痛3〜4分間隔
20:45  子宮口6cm
22:00  子宮口10cm
22:20  イキみ開始
22:30  出産


              *  *  *


出産を終えて

以上、箇条書きでしたが出産レポートでした!いかがでしたか?
個人的な反省点及び良かった点は以下の通り。

▼反省点

・痛みを過小評価しない。
今回こんなにドタバタになったのは、「これくらいの痛みは本陣痛じゃないだろう」という自分の痛みへの過小評価が原因でした。もっと早く病院に行くべきだった。でも、大晦日(休日)じゃなければ、素直に行けていたかもしれません。とりあえずもし次回あるようだったら、もう少し早く、素直に病院に行くようにしようと思いますw

・38wで計画無痛分娩させてもらうよう交渉する。
無痛分娩したさでせっせと高価な山王病院に通っていた身としては、今回普通分娩になったのが本当に悔しかったです。最後の最後まで「麻酔してー!!」と叫ぶくらいw なので、次回は今回の実績を活かしw、38wで入院させてもらうよう交渉したいと思います。
ちなみに今回も軽く「早めに出産したいんですけど..」とは言っていたのですが、担当医からは「この感じだと無理矢理出すことになってそれはそれでリスクなので40w予定日通りでいきましょう」と一掃されてました。

▼良かった点

・入院セットが完璧だった。
さすがに正産期に入られた妊婦のみなさまそうかと思いますが、入院セットが完璧だと慌てなくて済む。というかやはり妊娠中はいつ入院することになってもおかしくないと実体験を以って身に沁みました。まだまだ平気そうだからちょっと遠出したいとか思ってたけど、してなくて本当に良かった...。


...とまぁいろいろありますが、個人的な一番の感想は、本当に普通分娩は痛かった!無痛分娩したかった!!悔しい!!という気持ちでいっぱいです。私は何のためにせっせと山王病院に通ったんだ...。病室でパートナーに、「倍の金額払ってもいいから麻酔の先生呼べないか聞いてきて」とこっそり交渉を依頼したりしてましたw

悔しいので、二人目産むときは絶対前倒しして計画無痛分娩してやる...!! と心に誓っていますw





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