2021/4/18
◎乳児期:
ほぼ完全母の手作り離乳食で育つ。
出されたものは何でも食べ、
横に倒せば眠る楽な赤子。
1歳で、きちんと座って
お箸を使うお利口ちゃん。
◎幼少期:
食事は勿論母の手料理、
生協のラーメンはギリOK、
ファーストフードや市販のお菓子は
基本禁止で育つ。
友達の家で初めて
粉のカフェ・オ・レを飲んで感動、
別の家でお昼に出された
カップ麺のUFOに大感激。
給食のミルメークが大好き
(なんかジャンクな味がした)、
ポテチやコーラ、ジャンクフードは大の憧れ。
◎思春期:
激しい反抗期を迎え
親には常に反抗していたが、
食事だけは毎度しっかり食す。
(田舎のため近くに店もなく、手軽に
食事の調達ができなかったせいもある)
大喧嘩した翌朝に
好きな朝ごはんだったり(雑炊とか)、
めちゃくちゃ怒って暴言を吐いた後に
出てきたごはんが好きなおかずだったり…(コロッケとか)。
怒ってたはずなのに好物のご飯につられて
「先程はすみませんでした」と
言うこと多し。(主に手紙を書いて
母の枕元に忍ばせる手法)
中学の時、私への対応に悩んだ母が
担任の先生に相談したところ
「ごはん食べさせておけば大丈夫」
と言われ、母はそれを守っていたらしい。
高校時代もお昼はお弁当。
かなりハードな部活をしていたが、
試合(週末)の時も勿論手作りのお弁当。
私は学食やパンの子に憧れていたが、
大人になって、
「あなたのお弁当はいつもすごかった」
と友人達に言われ改めて母に感謝。
◎大学時代:
故郷から遠く離れて一人暮らしを始め、
念願の自由を手に入れる。
憧れのマクドナルド、カップラーメン、
ポテチに板チョコを自由に買える
という夢の環境へ!
憧れのヤンチャな食生活は勿論、
お酒とタバコにも憧れて練習するが
身体に合わず早々にリタイア。
(当時海外のガレージロックが好きで、
瓶ビールと煙草を片手にマーチン履いてギターを弾く、
というスタイルに謎に憧れていた)
◎20代:
ヤンチャな食生活への強い憧れと、
身体に染みついている健康的な食生活の
両極を行き来しながら葛藤は続く。
(ロックに生きるかヘルシーか、
中庸という発想は当時なかった)
その後ヨガにハマり、
玄米菜食、ベジタリアン、
ローフードなどに手を出す。
元来、自由を愛しわんぱくな心の気質なのに
ストイックに取り組み過ぎて
暫し心の牢獄に入る。
◎30代後半:
あるとき全部めんどくさくなって
食へのルールを全て捨てる。
何をどう食べてもいいことにし、
ラーメンや焼肉、お菓子も解禁。
この世が天国になる。
すると何故か”美味しい”の感度が上がり、
天邪鬼な心も美味しいに素直になり、
自然と野菜中心の
健康的な食生活を好むように。
自分がいかに美味しいごはんで
育ってきたかを思い知り、
結局自炊大好き、
実家の食卓に驚くほど似ていたりする。
でもラーメンも大好きだし、
時々やんちゃに食べたくもなる。
定食や日本酒に合うような
小鉢系の食事が好き。
◎結論
なんでもOK。
されど食はバロメーター。
とにかく、ごはんの美味しい人生が私は好きです。