天ぷらひらおは福岡最強の天ぷら屋だと思います
こんにちわ、ぷりみつです。
福岡が誇る天ぷらのパイオニア、ひらおにお邪魔しました。
ひらおを例えるなら、天ぷらのエンターテイナー。天ぷらを食べることに、美味しさはもちろん、豪快さ、雰囲気もすべて集中され、まさに、for the 天ぷらの精神をひしひしと感じさせてくれる、男前なお店なのです。いかの塩辛が常備され、食べ放題だったというところにも、満足度の高さに至る理由が伺えます。(今はコロナ事情により、挙手制になっていました。それでも、伝えれば、好きなだけ塩辛を提供してくれます。)
ひらおは、毎日常時店の外に人がはみ出るほど行列ができており、その人だかりを見るだけで、凄さがわかります。私も何回か行ったことがあるのですが、一度ここで天ぷらを食べると、もうとりこになってしまうんですね。またひらおで食べたくなる満足感があるというか、もはや、「ひらおの天ぷら」というブランド、オリジナリティーを確立させた、すごいお店なのです。
コロナ事情になってからは、密な状態は避けなければ、、、という心配もありましたが、しっかりソーシャルディスタンス確保や店内清潔も心がけてくれていて、安心の天ぷらを楽しめます。
さて、店内は食券制なので、この中からセレクトしてみます。
いやあ、どれも美味しそうですが、今日は「これよか定食」の気分なので、コインを投入しました。今日は冒険しましたが、私はいつも、「お好み定食」をチョイスします。
お気づきかと思われますが、価格は安めです!天ぷら定食なのに、このプライスというのは、天ぷら屋めぐりをしていると、いかに破格か、というのがわかりますよ~。
席の外周にある待合席(ソーシャルディスタンスを確保しつつも実質の満席状態が続いている)で10分~20分待ちながら、ようやく食事席に着席。
まずは、ごはんと味噌汁と、天ぷらの汁が提供されます。
ここで、すかさず、いかの塩辛(無料)をオーダー。これがまた、ほんのり塩レモン味で、いかの臭さも適度にありながら、コリコリとした食感で、これだけでご飯が一杯食べれるような旨さがあるのです。いかの塩辛はお持ち帰りの販売もあるので、家で食べてみたい方はぜひお持ち帰りしてみてくださいね。
来ました!揚げたての天ぷらです。
外はサク!
中はフワ!
脂はジューシー!
この基本的な三拍子が高次元で融合され、オーソドックスなのに、ここまで海や山や空の景色を感じさせてくれるのかと、素材の風味を味あわせてくれます。
もちろん、衣には深みある味つけが施されており、「衣が美味しい」という、ある種のやみつき感を植え付けてくれる、粋な計らいも施されています。
ひらおでは、この素材の幸が詰まった味付きの天かすがお持ち帰りできます。家で、うどんにひらおに天かすをあわせるだけでも、極上です。
汁につけるとこんな感じ。大根おろしがまろやかさを演出し、汁の味をきつすぎないようにしているのと、大根特有の自然の優しさが味に広がりをつけてくれ、天ぷらというアグレッシブな味をほのかに包み込んでくれます。
続々と送り出される天ぷらたち。
序盤の要、海老天です。これをサクっと食べて、勢いで白飯をかき込むのが、私のひらおスタイルです。
中盤戦は野菜を中心に攻めてきて、クライマックスはいかの天ぷらで〆る。ひらおといえば、いか。いかといえば、ひらお。ひらおといかは、切っても切り離せない象徴ですね。
以上、ごちそうさまでした!
ごはんおかわり自由であれば、延々とごはんを食べていられるクオリティー。もちろん、お酒も別売りで、つまみとして天ぷらを楽しむこともできます。天ぷらをどうやって楽しむかは、あなた次第。
ひらおは、超人気ゆえに、あまりにお客さんが多いので、まるで回転寿司にいるかのごとく、高速で回転させられます。食べ終わっても、次の人が待っているので、すぐに席を離れなければ…という一種のプレッシャーはありますね。状況だけで考えると、ゆっくりと食事はしにくい場所です。
しかし、その有り余る天ぷらへのリスペクトが、他の追随を許さないといった感じで、とにかく一口食べると、また次も行きたくなる!というのが、ひらおの魅力です。
福岡に遊びにこられた際は、ぜひ天ぷらのひらおをお楽しみください!
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