川奈ホテルの隠れた歴史と魅力
今日、何十年ぶりに来訪。
あの時と同じたたずまい、
ランチメニューもほぼ同じ、
落ち着いた、少しばかり暗いのも
ノスタルジーを。
でも1階のカフェは、海を展望できて
今日は天気も良く、風も波もなく、絶景。
カフェだけではなく、軽食を食べればと思いながら
おおぶりのケーキが気になってしかたないまま
地下1階のレストランにむかった。
その雑感をまとめる。
川奈ホテル:
静岡県伊東市川奈に佇むリゾートホテル。
設立は明治時代。大倉喜七郎がスコットランドのゴルフリゾートに
感銘を受け、帰国後建設。
地下1階の廊下に歴史的写真が並ぶ。
戦艦三笠のような薄暗さが、その豊潤な歴史をより
深いものに醸造を強めるようにも感じる。
熱海駅への便が良くなり、観光地として脚光を浴びた。
戦後は著名人に愛され、昭和天皇も滞在。
経営難を乗り越え、現在はプリンスホテル傘下。
とはいえ、ブランド的にはプリンスではなく、川奈ホテルそのもの。
未来展望は、若者に向けて「歴史と自然の調和」を訴求すること。
変に、リニューアルなどせずこのクラシックな佇まいを大切に
徹底的にこのビンテージ感を醸造していくことを楽しみにしたい。
川奈ホテル:
日本の歴史と自然の調和を体現する場所。
その魅力は、以下の要素によって築かれてきた。
歴史的な趣:
明治時代に大倉喜七郎によって建設され、
スコットランドのゴルフリゾートからインスピレーションを受けた。
その歴史的な趣は、今もなお訪れる人々を魅了。自然との共鳴:
雄大な自然に囲まれた川奈ホテルは、
富士山や海岸線と一体となっている。
自然との調和を感じながら、心地よい時間を過ごせる。プリンスホテルの管理:
経営難を乗り越え、現在はプリンスホテル傘下で運営。
安定の運営で、クラシックな魅力が今日も輝く。
未来展望
若い世代に向けて「ヴィンテージリゾート」として注目されること。
今日も地元のシニアと、
GDO予約では来なさそうないかにも・・・というゴルファーが
川奈ホテルを楽しまれていた。
ハーフ終了後レストランにくる場合は、
エアガンで芝や土を館内に持ち込まない、
トイレ手洗い場を次の人に整える、
などの最低限のマナーがたりないなと思うことがあり、
そこはもっと良い雰囲気をつくることがあると思うし、
今さら言うことのレベルのものはなく、
今までつないできたそのクラシックな趣を大切に
次世代につないでいくことこそ肝要と感じた。
とはいえ、次世代の方がいないのも気になった。
川奈ホテルは歴史的な価値を持ちながら
新しい世代にも響く、
もしくは次世代をつれてきやすいように、
その魅力を発信していくことが急務とも感じた笑