スマホをこわがっていた人たちがInstagramで情報発信をできるようになるためにしたこと
「理想の姿を描いてから行う挑戦」は学びの量がとても多い
こんにちは、西荻ぷれまのイシイです。
最近、友人からトマトとバジルの種をもらったので生まれてはじめての園芸にチャレンジしています。
土の入れ方、増えすぎた草木の間引き、肥料のタイミング・・・・
「へー、トマトの花って黄色いんだ」と花が咲いてから知るくらいのど素人ですが、「トマトとバジルを収穫して奥さんと食べる」という一丁前な理想があるので、わからないことは人に聞いたりネットで調べたりしながらなんとか今まで枯らさずに育てることができています!
園芸に限らず、「何かに挑戦すること」はとても有意義なことだと思いますし、さらに「挑戦に成功したその先の姿」を描いている人は、「このスキルは身につけよう!」という意欲が高いので、理想の姿のイメージを描いていない人と同じことをしても学びの量が段違いに多いと思います。
最近ぷれまではそんな、「理想の自分」を描いて新しいことに挑戦するという場を作りましたので、ここで紹介します。
まちには「スマホをこわがる人」がたくさんいた
ぷれまショップをオープンしてから1年半ほど経ち、ぷれまの存在も少しずつ認知されて、老若男女問わずいろんな人が足を運んできてくれるようになりました。
そんな多くのまちの人たちとのやりとりを通して気づいたことがあります。
それは「まちには、スマホをこわがる人が意外と多くいる」ということです。
「ぷれまはインスタもやってるのでもしよかったらみてくださいねー」とお誘いしてみると
「あー、見てみたいんだけど、私そういうスマホのアプリ?みたいなのものは怖くて全くやってないの」
「なんとなく不安だからスマホは必要なこと以外触ってない。ギリギリLINEならやってるの、あれ便利ね!」
など、「スマホでやってみたいことはあるけど、なんかこわいから今までやってない」というような答えが2回に1回くらい返ってきます。
パソコンやスマホがあるのが当たり前の時代に生まれた僕からすると
「確かに不安なことはあるかもしれないけど、得られる楽しいことや便利なことがたくさんあるのに・・・」と思ってしまいます。
そこで、その「なんとなく感じる不安」を一緒に取り除きながらまちに挑戦する人を増やすために始めたのが、「スマホ教室」です。
自らが学びの内容を決める「スマホ寺子屋」をスタート
今回ぷれまが始めたスマホ教室、題して「ぷれまスマホ寺子屋」は、一般的な「スマホ教室」とは違う大きな特徴があります。それは
参加者自身がその日に「学びたい事」や「解決したい事」といった活動のテーマを持ち寄る
という点です。
一般的なスマホ教室では「写真の撮り方、加工の仕方」や「LINEの使い方」など、その日のプログラムは講師が事前に設計した状態で行われます。
ですが「ぷれまスマホ寺子屋」では、基幹となるタイムスケジュール以外はその日に参加者からいただいた「悩み事」や「やりたい事」を受けてその場で内容を決めます。
<例>先日のスマホ寺子屋の時間割
<アイスブレイク>
カードで自己紹介
引いたカードに書かれているテーマについて自己紹介を行います。
<メイン>
「今日のアプリ」
参加者の「スマホを使ってやってみたい事」を受けて、誰もが安心安全に使えるアプリを講師が紹介し、みんなでインストールして触ってみる時間です。今回は「写真に文字とか入れてみたい!」というリクエストを頂いたのでデザイン作成アプリ「canva」を紹介しました。
「みんなで撮影会」
参加者は出されたお題について撮影し、写真をInstagramにアップします。
今回は参加者のおひとりが、こだわりの精米と炊飯でおいしく炊き上げたごはんとおかずたちを差し入れて下さったので、撮影のテーマは「おにぎり」になりました。早速それぞれがおにぎりを握り、盛り付けて撮影。その後「canva」を使って画像に文字入れやレイアウト加工をしてみました。
「そのスマホの不安、スマホで調べてみよう」
参加者が「スマホを使う上で不安なこと」について発表し、講師と一緒にスマホを使って調べながら不安を解消していきます。
今回は「Instagramのハッシュタグ」「スマホとテレビのつなげ方」などについて、その場で一緒に検索しながらレクチャーしていきました。
約2時間でこのボリュームはかなり濃い活動・・・
ですが、参加してくれた方々はみんな「とても楽しい!!次回も参加します!」と言ってくれます。
なぜなら、やっている内容が「やらされているもの」ではなく自分が「ずっとやりたかった事」だから。
活動の中で「不安が解消されてスマホを使って楽しむ自分の姿」を描きながら学ぶので、憧れの素敵な文字入りの写真が完成した時の気分なんか最高ですよね。
挑戦に必要な環境をちょっとずつ整えるぷれま
このように、なにか新しいことに挑戦するときに、その効果を高めるためには「その挑戦をした後の姿」を描くことが大事で、そのためには「一緒に挑戦してくれる仲間」や「躓きそうになった時にそっと支えてくれる人」がいると挑戦もしやすくなります。
ぷれまでは、そんな挑戦に必要な環境を、まちのたくさんの「楽しい」をあつめてすこしだけ整えて、知ってるを増やすひとを応援していきます。
トライアルとして今日までに2回行ってきた「ぷれまスマホ寺子屋」ですが、もう少し数を重ねて活動のスタイルが固まってきたら、広く一般にも告知していきたいと思いますので、ご興味ある方はぜひ一緒にスマホを使って遊びましょう(^^)
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