こんにちはー、ぷれまです
西荻ぷれま委員会の北村です。わたしたちは、西荻周辺のなかまたちで「ちかくの人たちから無料でモノをもらって100円売る」という活動をしています。
モノをくれるみなさまは、「思い入れがあるから捨てたくない」「リサイクルショップにもっていってこれは値段がつかないとか言われるのがちょっと」「いただいたんだけどうちには合わなくて」など、さまざまな理由で捨てるにはもったいないモノを無料で寄附してくださっています。小さい時につかっていたおもちゃを、おかあさんと持ってきてくれた小学生が、並べてすぐに3才くらいの子が自分のおもちゃを買ってもらっているのを見て「すごい、すぐ売れた、今ならべたのにすぐ売れた」と大喜びして、帰宅後もう一度べつのおもちゃをもってきてくれました。(ちなみに、さらに翌日にも持ってきてくれたので、彼のおもちゃがなくなってしまわないか少し心配しています)
モノを買っていくみなさまは、とりとめもなく置いてある商品たちを見て、「え、これ100円でほんとうにいいの?」と(本当に毎日なんかいもこの言葉をきくのですが)おっしゃりながら、ある人は100円よりおおくはらってくれたり、ある人は店の前をとおるたびによってくれたり、ある人は商品の陳列やポップを書いてくれたりして、ぷれまを楽しんでいきます。いただいたものなので同じモノがないので、毎日陳列を変えています。今日はどんなのがあるかな?とちょいちょいきてくださいね、ってお声がけしています。
わたしたちは、自分たちのいるまちのなかに「よっ」と言える関係がたくさん増えていくといいなと思って活動しています。もったいないだれかにつかってほしいモノを媒介として、なんとなくだれかと知り合ったり、すこしはなしたり、一緒に陳列したりしてやり続けていくと関係をふやしていくことができます。そんなちょっと関係があること、ちょっとした手助けをお互いができたり、何かの際におはなしができたり、ふとまちで挨拶したり、そんなちょっとしたつながりを増やしていきたいと考えています。大きなことをいうと、大震災がきて行政がうごかないときでも、こういった関係が多かったら「だれかなんとかして」ではなく「いっしょになんかやろっか」って言えて、そしてそれは集まると大きな何かにそだっていくんじゃないかなとおもっています。
こんなぷれまは、続けていくために自分たちが楽しくやることにストイックに活動しています。楽しんでいることは、ぷれまに来てくれる方にリラックスして楽しんでいただくためにとても重要だし、活動を続けていくにも不可欠です。そして何よりも、であった誰かに「楽しいからいっしょにやろうよ」っていうことができます。やるべきだ、ではなく、こうやって楽しんだら他の人にもよくない?という気持ち。真面目にやってる方にはおこられることもありますが、そんなゆるさを大真面目に大切にしています。定例では、どうやって楽しいまま実現するか、今後どうするかぎっしり3時間やっています。
こんなわれわれ、特定非営利活動法人の申請を先日いたしました。多くの、そしていろんな方と、ゆるくたのしくやれたらなとおもっております。どうぞよろしくおねがいいたします。
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