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アメリカはBRICSが提唱するIMF改革・WTO改革を遅らせている、阻止してきた/🇷🇺セルゲイ・ラブロフ

🇷🇺セルゲイ・ラブロフ :

「[アメリカの]選挙結果にかかわらず、我々はアメリカにとって敵ではないにしても、対抗者であり続けるだろう。

いずれにせよ、彼らは我々を競争相手とみなしている。

アメリカ人は、あらゆる国際問題やあらゆる国際対話相手を、主に、この地球上の誰かがアメリカよりも強くなることは受け入れられないという観点から見ている(彼らの教義文書に明記されている)。

明らかに、これはユートピア的なアプローチだ。

各国が世界のGDPに占める国内総生産の伸びを見ると、アメリカのシェアは着実に減少しているのに対し、中国、インド、BRICSのシェアはグループとして着実に増加していることがわかる。

#BRICS のGDPの合計は、グループ7のGDPの合計を約5ポイント上回っている。

アメリカは、第二次世界大戦から今日まで保持してきた権力の支配権を手放すつもりはない。

アメリカは、第二次世界大戦以来、#ブレトンウッズ 機関を通じて、また金との自由交換が中止された後も、国際通貨システムにおいて米ドルに与えられた役割を通じて、その権力の手綱を手放そうとしていない。

米ドルの主導的地位は、ほとんど人為的な努力によって維持されている。

統計やGDPなど、IMF加盟国の議決権比率を決定する数字を見ると、もしこの統計が実際の決定に反映されるなら、アメリカはとっくにIMF理事会の決定に対する拒否権を失っているはずだ。

彼らはBRICSが提唱する #IMF改革 を遅らせているが、これは#WTO改革 を遅らせているのと同じで、紛争解決機関の作業はアメリカによって何年もの間阻止されてきた。

この機関に大量に提出される正当な苦情や訴訟(何と呼ぼうと)はすべて、#アメリカ だけでなくEU市場でもますます製品が著しく差別されている中国を含む、あらゆる正当な苦情や訴訟は棚上げされ、決して対処されない。

上記のすべては、誰も彼らの支配を弱めることができないようにするという、アメリカ支配階級の主要目標を反映している。この目標は幻想てある。

歴史的プロセスは客観的に見て異なる方向に向かっており、これを考慮する必要がある。」


2024年10月20日、モスクワ「Argumenty i Fakty」紙のインタビューにおける #セルゲイ・ラブロフ 外相の発言より抜粋。

ソース : ロシア連邦外務省


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