イラクからの米軍撤退に関する協議開始の日程で「合意間近」/The Cradle
2024.01.26
米国務省の報道官は1月24日、アル・ヒュラの取材に対し、昨年8月に設置された高等軍事委員会(HMC)のもとで、#ワシントン と #バグダッド が #米軍撤退 に関する協議開始の日程で「合意間近」であることを確認した。
この確認は、CNNとロイター通信が、現在イラクに駐留している数千人の米軍に関する今後の協議を明らかにしたと報じたことに続くものである。
ロイター通信によると、アリーナ・ロマノウスキー米大使は水曜日にイラクのフアド・フセイン外相に書簡を届けた。
バグダッドはこの書簡を「重要なもの」とし、ムハンマド・シア・アル・スダニ首相が検討していると述べた。
「その際、アメリカは......イランが支援するイラクの過激派グループによるイラクへの攻撃をまず止めるという前提条件を取り下げた」
と、イギリスのニュースメディアは3人の情報筋の話を引用した。
さらに、この情報筋は、これらの協議は、「結果は不明確で、米軍撤退が差し迫っていない状態で、長くないとしても数ヶ月はかかると予想される」と主張している。
「協議の焦点は、イラクにおける米軍の駐留をいつ終了させることが可能かどうかである。
米国は、ISISの継続的な敗北や、イラク政府とイラク治安部隊の安定など、イラクの状況に基づいたスケジュールを希望している」
と、無名の米政府高官はCNNに語った。
ワシントンの意向とは裏腹に、イラクは「時間軸に基づいたスケジュールを好み、国内の安定や治安状況に関係なくアメリカの撤退日を設定する」と情報筋は付け加えた。
バグダッドは、国防総省がイラク国内の人民動員部隊(PMU)幹部や陣地に対して行った数回の空爆作戦を受け、米軍の撤退日を決めるよう圧力を強めている。
(了)
引用元