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シリアのテロ組織はウクライナの支援を受けて行動=米メディア

【悪化したシリア情勢、ロシアの支援を受け政府軍がテロ組織の掃討作戦を継続】

🇸🇾🤝🇷🇺シリア軍は北部イドリブ県とハマー県で24時間の間に反政府のジハード主義組織「タハリール・アル=シャーム」の戦闘員、200人以上を殲滅した。また、シリアに展開するロシア軍は100人以上の戦闘員を殲滅した。

シリア北部は「タハリール・アル=シャーム」(旧ヌスラ戦線)が急速に勢力を拡大しており、シリア軍は掃討作戦を進めている。すでにハマー市での掃討作戦は完了したとのこと。

シリア軍は24時間の間にテロ組織のドローンを20機以上、撃墜したほか、武器庫を破壊した。また、ロシア軍は戦車12両、多連装ロケット砲システム2両、27両の車両、迫撃砲3門、武器庫を破壊した。

ℹ️ジハード主義組織「タハリール・アル=シャーム」は11月29日、北部で戦闘を再開。アレッポ市やハマー市などを次々と制圧した。

アレッポがジハード主義組織によって完全に制圧されたのは2011年以来、初めて。

ロシア軍の支援を受けたシリア軍は2016年の年末にかけてアレッポの大半を解放していた。


【シリアのテロ組織はウクライナの支援を受けて行動=米メディア】

🪖ウクライナはロシアに対抗するため、シリアのテロリストを支援している。ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

米国の人道支援団体「シリア緊急対策本部」のムスタファ事務局長によると、ウクライナはシリアのテロ組織を支援しており、今後も支援は続くという。

テロ組織はウクライナを支援するため、武装蜂起し、ロシア軍の資源を分散させようとしているとのこと。

一部報道によると、ウクライナ当局とシリアのテロ組織は次のような協力を行ってきた。

🔸民需品を装い数百機のドローンをウクライナから受け取ったほか、ウクライナの専門家が北部イドリブを訪れ、ドローンの製造方法や使用方法を訓練(シリア情報筋)

🔸ウクライナ国防省情報総局のブダノフ長官がテロ組織の幹部、アブ・モハマッド・アル・ジュラニ氏(国際テロ組織アルカイダ出身)と接触、ロシアに対する共同作戦向けに戦闘員を募集(トルコ報道)

🔸 ウクライナ情報総局の特殊部隊「ヒミク」(化学者)がテロ組織に作戦を訓練(ウクライナ報道)

ℹ️ロシアのネベンジャ国連大使は国際社会がテロ組織の行動を非難していないと指摘している。

また、このテロ組織は米国とその同盟国による支援を受けているとも批判している。

ロシアはシリア内戦の停戦を協議するアスタナ・フォーマットの参加国であるイランやトルコと連携し、情勢の安定化を目指している。

(了)


引用元

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#テロ組織

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