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イランとトルコの石油総責任者がベネズエラ入り、米国が制裁再発動の動き/The Cradle

【イランとトルコの石油総責任者がベネズエラ入り、米国が制裁再発動の動き】

- ベネズエラ・ボリバル共和国は、イラン、ロシア、中国、トルコといった同盟国の協力により、ここ数年で石油部門を復活させることに成功した。-

2024.02.01

#イラン のジャヴァド・オウジ石油相は2月1日、 #ベネズエラ を公式訪問し、ベネズエラのペドロ・ラファエル・テルレチャ石油相ら高官と会談した。

イスラム共和国通信(IRNA)が1日に報じたところによると、オウジ氏は「イランのエンジニアリング・サービスの輸出、域外製油所の建設、製油所のオーバーホール」など、複数のテーマについて話し合う予定である。

また、「石油産業で活躍するイランの民間企業のための市場創出にも焦点を当てる」という。

イランは、ベネズエラが西側の制裁による最悪の影響を克服する上で極めて重要な役割を果たしており、技術的、物質的、軍事的援助を提供している。

オウジ氏は、 #トルコ のアルパルスラン・バヤクタール・エネルギー天然資源相がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領およびペドロ・ラファエル・テレチャ・ルイス石油相と会談した翌日、カラカスに到着した。

「我々の目標は、エネルギーと鉱業の分野での協力により、強固な基礎の上に築かれた我々の関係をさらに発展させることである」とバイラクタルはソーシャルメディアを通じて述べた。

水曜日にトルコとベネズエラの代表団が会談した後、双方は石油と天然ガスの協力に関する覚書に署名した。

バイラクタルはまた、ウィリアム・セランテス・ピント生態鉱業開発相と会談し、国営鉱業・化学会社エティ・マデンやトルコ石油国際会社などのトルコ企業がベネズエラで事業展開できる分野について話し合った。

イランとトルコの高官による訪問は、米国政府が水曜日に、今年の投票を前に野党候補マリア・コリーナ・マチャドに対する禁止令をベネズエラの最高裁判所が支持したことを受け、ベネズエラに対する制裁を再び科す計画を発表した矢先のことであった。

火曜日、#アメリカ国務省 は、政府とアメリカが支援する野党との間で「政治的進展」がない限り、西側の石油会社に対してカラカスとの取引を許可する許可を更新しないと発表した。

今日、もうひとつの世界があり、わが国は、わが国民は、もうひとつの世界がすでに誕生していることを知らなければならず、投資し、繁栄し、進歩し、前進し、成長するためには、もはや外人やこの世界の誰にも頼ってはならない

とマドゥロはワシントンに反論した。

ベネズエラの最高裁判所は先週の判決で、マチャド氏に対する15年間の選挙禁止処分を支持した。

その理由として、マチャド氏は自称「暫定大統領」のフアン・グアイド前大統領が率いる汚職計画に関与した疑いがあること、米国主導の対カラカス制裁を支持していること、マチャド氏の政党が自国への軍事侵攻を何度も呼びかけていることを挙げている。

木曜日、イランはベネズエラに対するワシントンの動きを強く拒否し、制裁の脅威は「国の内政への直接的な干渉であり、国連憲章違反である」と述べた。

イラン外務省のナセル・カナニ報道官は記者団に対し、「アメリカが他国に対する武器として制裁を用いることは、政府や国家の権利、人権、国際法を侵害するものだ」と述べた。

(了)

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