国防総省、西アジアでの軍備増強のツケを払うのに苦労している/The Cradle
【国防総省、西アジアでの軍備増強のツケを払うのに苦労している】
- 米国防当局者は、議会の行き詰まりによる暫定予算を理由に、東地中海への兵員、軍艦、戦闘機の大量配備の費用負担に苦慮していると述べた。-
2023.11.29
Politicoの取材に応じた #米国防総省 高官によれば、国防総省当局は、西アジアにおける最近の軍備増強の費用を捻出するのに苦労しているという。
「時事問題によって、2024年度大統領予算要求の作成に使われた作戦上の前提がいくつか修正された。
具体的には、基本予算要求にも2024年度追加要求にも、#イスラエル に関連する米軍の作戦のための資金は含まれていなかった」
と、国防総省のクリス・シャーウッド報道官の発言が引用されている。
「国防総省は資金を探さなければならなかったので、軍がその年にすでに計画していた訓練、演習、派兵のための資金が減ることになる。
契約上の支払いが遅れる可能性もある。我々はそれを隠しているのだ。」
ポリティコ誌によれば、11月28日現在、国防当局は「米国のイスラエル支援にかかる総費用の見積もりを発表する作業中」だという。
国防総省の当局者は、6回目の会計監査で不合格になったわずか数週間後、そして1兆ドルに迫る膨れ上がる予算を当てにしているにもかかわらず、国防総省は「暫定措置」のもとで働いているという。
#ガザ とイスラエルの戦争が始まって以来、アメリカは東地中海と紅海に12隻近い軍艦を配備している。
数千人の軍隊と数十機の戦闘機もイスラエル近辺の国々に動員されている。
米国防当局者は以前、議会の膠着状態に警鐘を鳴らし、資金難が造船や調達プログラム、そして米国の産業基盤そのものに打撃を与えかねないと警告していた。
ポリティコ誌によれば、議会が春までに歳出法案を可決できなければ、国防総省をはじめとする連邦省庁は経費全体を1%削減しなければならなくなるという。
#アメリカ政府 は、2027年までに国防予算が1兆ドルに達すると予想されている。
ワシントンの国防予算は、#ウクライナ と #ロシア の戦争(多くのアナリストはアメリカが火種になったと主張している)と、ガザとヨルダン川西岸を占領したパレスチナ人に対する戦争でイスラエルに与えられた揺るぎない支援の結果として拡大している。
(了)
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