🇹🇷エルドアン大統領、イスラエルのガザ侵攻にトルコが介入する可能性を示唆
【エルドアン大統領、イスラエルのガザ侵攻にトルコが介入する可能性を示唆】
- トルコはネタニヤフ首相を再びヒトラーになぞらえ、貿易禁止以上の脅しを初めてかけた。-
2024.07.29
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がイスラエルのガザ攻撃に軍事介入する可能性があると脅したことで、イスラエルとトルコの間で舌戦が勃発した。
#エルドアン大統領 が日曜の演説で、過去に他国で軍事介入したことを指摘し、トルコが行動できない「理由はない」と述べたことを受けて、#トルコ とイスラエルの当局者は日曜と月曜に互いに辛辣な言葉を浴びせ合った。
#ガザ戦争 の最中、両国の間では下品な言葉が頻繁に飛び交っているが、より広範囲に及ぶエスカレーションへの懸念が再び高まる中で、脅迫と侮辱が起こっている。
エルドアンの演説の直後、イスラエルのイスラエル・カッツ外相はXへの投稿で、トルコ大統領はイスラエルを攻撃すると脅すことで、かつてのイラクの独裁者サダム・フセインの「足跡をたどっている」と述べた。
彼は、イラク大統領が2003年にティクリットの農家近くの地面に穴を掘って隠れていたところをアメリカ軍に捕らえられたことを引き合いに出し、「そこで何が起こったか、そしてそれがどのように終わったかを、彼に思い出してもらえばいい」と書いた。 フセインは後に処刑された。
報復として、トルコは初めてではないが、イスラエルのネタニヤフ首相をアドルフ・ヒトラーになぞらえた。
「大量虐殺を行ったヒトラーが終わったように、大量虐殺を行ったネタニヤフも終わるだろう」とトルコ外務省は述べた。
「大量虐殺を行った #ナチス が責任を問われたのと同じように、パレスチナ人を滅ぼそうとする者も責任を問われることになる。」
と投稿は続けた。
「人類は #パレスチナ人 の味方だ。パレスチナ人を滅ぼすことはできない。」
「人類の良心」
#イスラエル による10ヶ月に及ぶガザでの戦争中、一貫して強いレトリックを発してきたエルドアンは、日曜日に行われた与党・公正発展党(AK)の演説で、トルコが軍事介入する可能性を示唆した。
「イスラエルがパレスチナにこのような馬鹿げたことをできないように、我々は非常に強くなる必要がある。
我々がカラバフに入ったのと同じように、リビアに入ったのと同じように、我々は彼らに対して同様のことをすることができる」
と彼は語った。
トリポリを拠点とするリビアのアブドゥル・ハミド・ドベイバ首相の政府を支持するトルコは、2020年に分裂した北アフリカの国に兵士を派遣し、国連が支援する政権を支援した。
アンカラの同盟国であるアゼルバイジャンが何十年もアルメニアと戦ってきた分離独立地域であるナゴルノ・カラバフでは、トルコは直接的な軍事作戦への関与を否定している。
しかし、トルコは「あらゆる手段」でアゼルバイジャンを支援することを約束しており、その中には軍事訓練や近代化、高度な戦闘用ドローンやその他の軍事装備の提供も含まれている。
トルコのハカン・フィダン外相は月曜日のXへの投稿で、エルドアン大統領は「人類の良心の声となった」と自慢した。
「この正義の声を抑圧したい国際シオニスト界、特にイスラエルは大いに警戒している」
と同氏は書いた。
「歴史上、すべての虐殺者とその支持者は同じ結末を迎えた。」
トルコは4月、ガザ戦争開始から6か月後、イスラエルへの輸出の一部を制限し、5月初旬にはイスラエルとの貿易を完全に停止したと発表した。
イスラエルは、報復としてトルコとの自由貿易協定を破棄すると述べたが、イスラエルのベザレル・スモトリッチ財務相は、エルドアンが「まともでイスラエル嫌いではない」指導者に代われば、この動きは元に戻せると示唆している。
(了)
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