ヌセイラートでのアメリカ・イスラエルによる致命的な作戦で、部隊は援助トラックの中に隠れていた
【ヌセイラートでのアメリカ・イスラエルによる致命的な作戦で、部隊は援助トラックの中に隠れていた】
- パレスチナの抵抗勢力は、この作戦を「複合戦争犯罪」と呼び、200人以上の死者を出した大虐殺の中で、イスラエル軍が残っていた捕虜の多くを殺害したと報告した -
News Desk
2024.06.08
#イスラエル 地上軍は6月8日、#人道支援物資 の輸送に使われたトラックの中に潜み、ヌセイラート #難民キャンプ に侵入、200人以上のパレスチナ人を新たに虐殺した。
アルジャジーラTVが放映した映像には、装甲戦車を伴ったトラックがヌセイラート内に入る様子が映っている。
「人道支援物資や衣類を積んだトラックが到着すると、突然10人の兵士が降りてきて、胸に1発、足に2発撃たれたんだ。
砲撃が始まり、頭を切り落とされた人を含め、何十人もの市民が地面に倒れているのが見えた。」
虐殺から生還したパレスチナ人男性は記者団にこう語った。
「そのトラックは、占領軍がガザ海に設置したアメリカの港から来たものだった。」
と付け加えた。
イスラエル・メディアは、部隊が「家具配達用」とされるトラック内に潜伏していたことを確認した。
「シンベトやイスラエル警察の特別対テロ部隊『ヤマム』を含むイスラエル軍は、家具の配達トラックを隠れ蓑にしてアルアウダ病院付近に侵入した」
と、イスラエル人捕虜4人の救出をもたらした血なまぐさい作戦の数時間後に『Israel Hayom』が報じた。
捕虜らは同じトラックを使ってアメリカが建設した #浮き桟橋 に引き揚げられた。
ガザの保健当局は、米軍の支援で開始された作戦で、200人以上のパレスチナ人(大半が女と子ども)が死亡したと報告している。
「本日実行された犯罪的作戦へのアメリカの参加について、アメリカとヘブライのメディアによって明らかにされたことを確認する。 」
とハマス側は声明で述べ、ワシントンの関与について
「アメリカ政権の共犯的役割と、ガザ地区で行われた戦争犯罪への全面的な参加を改めて証明するものだ」
と付け加えた。
「我々は、アラブ諸国とイスラム諸国の人々、そして世界の自由な人々に、ガザでの侵略と虐殺を非難する運動をさらに強め、圧力をかけるよう呼びかける…
我々は、このような作戦を阻止し、その実行犯を裁判にかけ、その犯罪と子どもたちや民間人を無残に殺害したことの責任をとらせるために努力しなければならない。」
と声明は付け加えている。
国境なき医師団(MSF)の小児集中治療医であるターニャ・ハジ=ハッサン医師は、アル・ジャジーラに、
「アル・アクサ病院は完全な血の海だ。 まるで屠殺場のようだ。」
と語った。
「至る所に血が流れている。多くの人々が行方不明になっており、極限状態だった。とても恐ろしい状況だった。」
「人質全員が帰国し停戦が成立するまで、我々は努力を止めない。それが実現することが不可欠だ」
と #ジョー・バイデン 米大統領はフランスから語った。
「#アメリカ は、アメリカ国民を含むハマスに拘束されている人質の解放を確実にするためのあらゆる努力を支援している。これには進行中の交渉やその他の手段も含まれる」
と #ジェイク・サリバン 国家安全保障顧問はワシントンから付け加えた。
ハマスの武装組織であるカッサム旅団のスポークスマンは、ヌセイラートでの大虐殺は「複雑な戦争犯罪」であると土曜日に述べ、イスラエルが残りの捕虜の多くも殺害したことを明らかにした。
「恐ろしい虐殺を行うことで、敵は捕虜の何人かを解放することができたが、同時に作戦中に捕虜の何人かを殺害した。
この作戦は敵の捕虜に大きな危険をもたらし、彼らの生活と状況に壊滅的な影響を及ぼすだろう」
とアブ・オベイダは声明で述べた。
一方、イスラエル当局は、8か月に及ぶ大量虐殺戦争の後で初めて捕虜救出作戦が成功したことを歓迎した。
「彼らは、この作戦は非常に複雑で危険な状況下でのものだと言っていた。
私はそれをわかっていたが、彼らはイスラエルの捕虜であり、捕虜を攻撃して解放したヤマムとシャバク[警察特殊部隊と国内治安部隊]の英雄たちを信頼していたので、ためらうことなくこの作戦を行うことを決めた」
とイスラエルのネタニヤフ首相は述べた。
また、4人の捕虜を救出したことで、野党指導者のベニー・ガンツは、ネタニヤフ首相の政権からの緊急辞任を延期した。
(了)
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