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米国の政策がアフリカにさらなる暴力を引き起こす/African Stream

2024年の米国大統領選はドナルド・トランプ前大統領とカマラ・ハリス副大統領の間で争われることになるが、これはアフリカにとって何を意味するのだろうか❓

ケニアにあるアフリカンストリーム本部にいる私たちは、隣国ソマリアに対する米国の戦争の壊滅的な影響について非常に懸念している。

共和党であれ民主党であれ、新任の米国大統領が、何百万人もの民間人が生き延びるために必死に闘っている東アフリカの国にドローン爆弾を降らせるのは、今や超党派の伝統となっている。


米国は、これはアルシャバブを撲滅するためには必要悪だと主張しているが、そもそもアフリカの角への米国自身の介入がアルシャバブを生み出したという事実には触れていない。

数十年にわたる政府崩壊の後、ソマリアではイスラム法廷連合(ICU)という名の統治機構がようやく形成され始め、ソマリア国民に基本的なサービスを提供できるようになった。


ICU は当時、アルカイダと提携しておらず、特に好戦的でもなかった。しかし、米国はエチオピアと提携して、ICU を壊滅させるために迅速に介入した。

アルシャバブは米国の侵攻に反応して暴力的なグループとして出現し、この地域の民間人を攻撃するようになった。

その後、ワシントンはソマリアへの攻撃を本格的に強化した。最初は代理軍と傭兵を通じて、次に空爆を通じて。


アル・シャバブとの戦いは、アフリカの角における大規模な軍事拡大の口実となってきた。

米国は最近、ダナブとして知られる米国が支援する特別作戦のために、同国に5つの新しい軍事基地を建設する軍事協定に署名し、同国の軍事化をさらに進めた。

サヘルやハイチでも同じパターンが見られる。

米国の政策がさらなる暴力を引き起こし、それが米国によるさらなる介入の正当化につながったのだ。


注: インフォグラフィックの統計は Airwars Research から提供されたもので、宣言された攻撃と疑惑の攻撃の両方が含まれている。

(了)

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