イスラエルがレバノン攻撃をエスカレートさせる中、世界の指導者たちが「懸念」を表明
【イスラエルがレバノン攻撃をエスカレートさせる中、世界の指導者たちが「懸念」を表明】
- 2日間で500人以上のレバノン人を殺害したイスラエルの攻撃を、明確に非難したのは西側諸国1カ国だけだった。-
News Desk
2024.09.24
(写真クレジット：AFP）
アラブ諸国と世界の指導者たちは9月24日、イスラエルがレバノン南部で継続している侵略に反応し、紛争のさらなる激化を警告する声明を発表した。
「#イスラエル によるレバノンへの継続的な侵略は、あらゆる意味で #絶滅戦争 であり、#レバノン の村や町を破壊することを狙った破壊的な計画だ」とレバノンのナジブ・ミカティ首相は述べた。
同首相は「国連、総会、影響力のある国々に、イスラエルの侵略を阻止するよう」求めた。
イスラエルは日曜早朝、レバノン南部で大規模な爆撃作戦を開始した。
レバノン保健省によると、イスラエルの攻撃によりこれまでに558人が死亡、うち50人は子ども、94人は女性で、1,835人以上が負傷している。
「この展開は潜在的に極めて危険だ」とクレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は記者団に語り、「紛争地域の拡大と地域の完全な不安定化」を警告した。
サウジアラビア外務省は「この地域での暴力の拡大の危険性と、エスカレーションによる地域の安全と安定への深刻な影響」を警告した。
トルコ外務省は声明で、イスラエルによる攻撃は「地域全体を混乱に陥れようとするイスラエルの取り組みの新たな段階を示す」と述べた。
「イスラエルを無条件に支持する国々は、ネタニヤフ首相が政治的利益のために血を流すのを助けている」
「カタール国は、イスラエルの #レバノン侵略 を最も強い言葉で非難する」とカタール外務省は述べ、「この地域での暴力の輪の拡大に反対する」と警告した。
「この現実は危機を悪化させ、この地域を奈落の底に追い込み、地域と国際社会に深刻な影響を及ぼすさらなる緊張にさらすことになる」と同省は述べた。
エジプトはレバノンとの連帯を表明し、レバノンの主権と領土に対するいかなる侵害も「断固拒否」すると明言した。
「エジプトはこれまで、ガザ地区に対するイスラエルの継続的な侵略の重大性と、同地域を本格的な地域戦争に陥れる危険にさらすその拡大の危険性について警告してきた」と声明は述べた。
イスラエルの攻撃を非難する声明を発表した西側諸国政府はスペインのみだった。
「スペイン政府は、週末のヒズボラによるイスラエルへの攻撃への報復として、イスラエルが今日レバノン南部と東部を爆撃し、数百人が死亡したことに深い失望と非難を表明する」とマドリードの外務省は月曜日の夜に発表した。
「暴力の連鎖を止めなければならない」と同省は付け加えた。
（了）
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