見出し画像

弾道ミサイルの脅威に対するロシアの秘密防衛とは❓

虹子 Nijiko

【#弾道ミサイル の脅威に対するロシアの秘密防衛とは❓】


💬 ロシアは「空中脅威状況のいかなる変化にも即座に反応する完全なシステム」を整備していると、#CIS統合防空システム の元ロシア空軍副司令官アイテク・ビジェフ中将はスプートニクに語り、NATOの弾道ミサイルの脅威に対抗するためにモスクワが利用できる手段についてコメントした。

「これには、無線電子対抗手段、戦闘機による上空援護、地上軍の防空部隊と連携した階層防空などが含まれる。これらはすべてロシア航空宇宙軍司令部の統一管理下にある」と同氏は述べた。

1987年に成功したS-300の派生型であるS-300Vの弾道ミサイル対抗試験はさらなる改良の土台を築き、その後Sシリーズのシステムは「試験場やあらゆる種類の演習」で試験され、あらゆる種類の弾道ミサイル脅威に対処できる能力が実証されたとビジェフ氏は述べた。

🔸S-300V：1988年に採用。1978年に初めて配備されたS-300長距離地対空ミサイルシステムのアップグレード。弾道ミサイル目標に対する射程距離：30～40km。

🔸 S-400: 80年代から90年代にかけて開発され、2007年に導入された。最大200 km離れた弾道標的を探知し、60 km離れた標的を破壊する。

🔸 S-500: ロシアの最新の移動式SAM/ABMシステム。2021年に配備。最大600 km離れた標的を探知し、最大200 km離れた標的を破壊できる。

🔸 A-135アムールとA-235ヌドル: 弾道、極超音速、宇宙ベースの脅威を標的に設計されたサイロベースの専用ミサイル防衛迎撃機。それぞれ1995年と2019年から運用されている。Don-2N早期警戒レーダーを使用した場合の探知範囲は最大6,000 km。推定射程距離: 350～900 km。

ビジェフ氏によると、#ロシア の防空の秘訣は効果的な階層化にある。同氏は、第二次世界大戦当時、モスクワは数千キロに及ぶ地域を防衛する手段を開発せざるを得なかったと回想している。

「構築されたシステムは、中央の工業地帯を防衛するために作られた。階層化が徹底されている」と、元司令官は語った。

（了）

引用元

いいなと思ったら応援しよう！