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キナバル山に、行きますわっ!①

皆様ごきげんよう。
プレシャス幸子と申します。
日々のPRECIOUSを模索する、しがないプリンセスですわ。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、突然ですが皆様は、マレーシアに行かれたことはあって?
わたくし、昨年東南アジアでプレミアムな輝きを放つキナバル山にはせ参じてまいりましたの!
いつもは愛しのPRECIOUS家族とですが、今回は初めての一人海外…
緊張しましたが、とってもPRECIOUSな体験でしたわ!
そしてそれをぜひ皆様にも聞いていただきたくて、このおブログを書かせていただいております。
どうぞよろしくお願いいたしますわ。
あらっ、二度もよろしくお願いしてしまいましたわね。
ふふ、ごめんあそばせ!

ときは昨年10月某日に遡りますわ…

7:49
マレーシア・サバ州にございますキナバル山に登るべく、成田空港に到着いたしました。
緊張しすぎて出発4時間前。
早すぎましたわ。
展望デッキのような場所で優雅にANAを眺めます。
いつか乗りたいですわ。

因みにキナバル登山をするにあたって大事なことはいくつかございました。
①往復のリーズナブルな航空券(このご時世、備えあれば憂いなしですわ)
②プリティなホテルたち
③入山申請
④移動手段の確保
お恥ずかしながらマレーシアは幸子未踏の地…
相場も仕組みも全くわかりません。
なので旅行会社様に全ベットいたしました。
約25万円。
この世の多くはギブ・アンド・テイクの資本主義です。

11:45
今回利用しますのはロイヤルブルネイ航空でございます。
お名前にROYAL✨なんてわたくしにピッタリ!運命を感じます。
こちら、チェックインは事前にオンラインで可能です。

こちらのサイトが非常にわかりやすく、とても助かりました。世間知らずプリンセスでもなんとなくでできましたので、安心なさってね。

客室乗務員の皆様は美しく、席にはブランケットとクッションがございました。
席は残念ながらかなりコンパクトで気圧されましたが、プリンセスは封じられた世界でも輝くというもの!
己を奮い立たせます。
出発してしばらく、機内食が参りました。
ここでは和食を選択。

なんでもパンが付くところはまるで常節中学校のよう…(わたくしのココロの母校でございます)
美味でございました。

ナッツもいただきました。
牛のエキス?宗教的にアリなんですのね

17:15/19:50
ほぼ定刻通りにバンダルスリブガワン(ブルネイ)到着。ありがたいです。
トランジットいたしました。
成田空港内で手に入れていた飲み物は未開封の物のみ没収されました。
日本円にして約1万円で持って入っていいといわれましたが、辞退いたしました。
いつかアナタの国を買収して差し上げますから、首を洗って待っていなさい。

屈辱を感じながら食べたパン

20:30
ついに…ついに!コタキナバルに到着!
本当に定刻どおりでした。こういった意識は見習わなくてはいけません。
空港には日本語の堪能な素敵なガイド様が迎えに来てくださいました。
今回は私ともう一人だけのツアーのようです。

21:30
ホテル到着。
1泊目のホテルはHOTEL SHANGRI-LAでございます。

宿泊税で10リンギット(RM)払い、部屋のキーと朝食券をもらいました。

綺麗で広い

因みに洗面所の備え付き手拭きペーパー入れは外れていました。
わたくしが原因と誤解されて罰金されては嫌でしたから、元の位置に押し込んで誤魔化しましたわ!
隠蔽は貴族懲戒解雇かしら?

周辺は夜でも女性一人で大通りを歩く分には問題ありませんでした。
すぐ近くに24時間営業の食堂、コインランドリー、コンビニ(こんなところにも、セブンイレブン!)がございます。
便利ですわ~
コンビニで乙女の味方カップラーメンを買いました。

緑茶、塩ラーメン
2つで300円くらい。お安い♪


惣菜や生ものは売っていないようです。
一緒に買ったお茶は甘ったるくて一晩で虫歯になりそうでした。
歯に保険はかけておりませんので注意が必要ですわ。
信号機はなく、交通量が異常に多いので交通事故だけお気をつけて。わたくしは後日、この東南アジア特有のトラフィック事情に地獄を見ます。

2泊目
7:00
朝食はバイキング。

ピータンとハッシュドポテトとトマト以外よく分かりませんが美味しゅうございました


空いたお皿は少し席を立った隙に下げられます。なんなら席自体もリセットされてしまいます。私は何食わぬ顔で新しい席に着きましたが、簡単な荷物を置いておくのがよろしいかもしれませんわね。

9:00
ホテルにガイド様の迎えが参りました。
この宿には下山後にもう一度泊まりますが、登山口からは遠すぎるので本日はもっと山間のホテルに移動します。
その前に明日登るキナバル山の入山申請も。

送迎車は猛スピードで山道を登っていくので、つい先日マレーシアで起きたバス大破交通事故に思いを馳せます。
人生はまさしく綱渡りですね。

デスロード

10:20
休憩。

明日登るキナバル山が見えるスポットです。
ガイド様が一生懸命わたくしの姿を撮ってくれました。美貌に惚れてしまったかしら…
よく聞けば、ツアー会社に安否確認として送るそうです。ツアー会社がわたくしの美貌にたまげませんように…

野犬が食べ物欲しさに近寄ってきます。
のみとか大丈夫なのかしら?と思いましたが、ガイド様に英語で聞く実力はありませんでしたので甘んじて野犬のパーソナルスペース侵入を受け入れました。

11:00
キナバル公園に到着。


明日の登山申請をします。
といってもガイド様がほとんどしてくださるので、私はパスポートを持ち、A4にプリントされた個人情報記入欄を埋めるだけ。
簡単ですわ。

13:00
ポーリン温泉。本日の宿泊施設です。
なんだかロッジみたいで素敵ですわ~
ここでガイド様とはいったんお別れ。明日は英語のみのガイド様が送迎してくださるとのこと。
なんだか寂しいしばしの別れ…と思う間もなく爆速で去っていきました。

まだチェックインまで時間がありましたので有料エリア(私はツアー料金に含まれていたのか事前に入場チケットをいただきました)の奥にあるキャノピーウォークへ。このエリアは追加で10RMでした。
ただ、吊り橋で写真を撮るのはさらに有料だと後日ネットで知りました。
あのとき誰にも何も言われなかったのは、やはり私のにじみ出る高貴なオーラのせいで話しかけられなかったのかもしれません。反省いたします。

恐ろしいです

もう少し手前のバタフライファームにも入ってみましたが、独特な価値観で作られた大きな蝶の幼虫のオブジェがございました。

それからなぜかカブトムシの展示もしておりましたがすでにケースの中で他界しており、ケースのすぐそばを生きたカブトムシがゆっくりと歩いておりました。

こちらのポーリン温泉、戦時中滞在していた日本人が温泉のうわさを聞きつけてわざわざ堀りに来た場所なんだそうです。
温泉への執着、狂気を感じますわね。大変叡智(エッチ)な余談でございました。

皆さま水着持参

時間を持て余しまくっているので敷地外でタピオカミルクティーを購入。昨晩の甘い緑茶の二の舞にならないよう砂糖なしを要望したはずがタピオカ抜きで渡されました。ミルクティーは甘かったです。砂糖、入ってますわ。

150円

14:30
ついにチェックイン。
…まぁ!素敵!

おしゃれなメンタルホスピタルのよう
アメリカ?

マレーシアの方々は私の想像以上にセンスが良く、ときめきます。
トイレやお風呂は共有でしたが、きれいで感激いたしました。

18:30
待ちに待った夕食。
端的に言うと、私の口には会いませんでした。
山菜は日本が天下一品ですわ。

目の前の団体は欧米からのツアーのよう。
最高の仲間たち!と褒め称えあっておりました。
我がツアーとは雲泥の差でございます。
素材で勝負!
負けております。

まさかの激マズディナーで2日目を終えるとは…
しかも持ってきていた本を読み終えたため、今後のフリータイムをどう過ごそうか不安になったのかなかなか寝つけませんでした。
不眠症の皆さまの心中を知ることができ、よい経験でございましたわ…

つづく

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