人間関係による悩みと解決について
こんにちは。夜月黒猫です。
占い師をやっていると、対人関係についてのご相談をよく受けます。
気になるあの人の気持ち・好きな人との相性・ヨリを戻したいetc…
ご依頼の内容は様々ですが、多くの方が自分と周囲との関係性を気にされています。
心の中で誰か1人思い浮かべてみてください。
あなたはその人とどんな関係ですか?また、関係性は良好でしょうか。
それともうまくいってないとお悩みでしょうか。
長年仲良くしている友人であっても、ちょっとしたトラブルで仲が悪くなってしまう事もあり
仲直りしたいのに、話を切り出せずにお互いに牽制し合う関係になってしまう事もありますよね。
そういう事が煩わしくて、人と関わるのを極端に減らして生きていく選択をされる方もいます。
しかし、日常生活をしていく上で、全く人と関わらない事なんて無理です。
いくら他人との関係に上手に線引きをしていても、最低限の付き合いが必要です。
今回は、日々 人間関係にお悩みの方に向けて
聖書とタロットカードを交えてお話をしたいと思います。
聖書より
聖書には人間関係を良好にする為の言葉が多くあります。
有名な言葉では「右の頬を殴られたら左の頬を差し出せ」「汝の敵を愛せ」
といった、慈悲と許しを表した逸話が多く残されています。
また、こんな一節があります。
「寛大に許し合いましょう。たとえ誰かに不満を感じるとしてもです」
簡単に言うと「誰でも間違いはあるからこそ、自分が傷つけられる事もあれば、
相手を傷つける事もあるので、お互いに許し合う事が大切ですよ」という事です。
某ドラマみたいに、「やられたら倍返しだ!」と報復していては、良い人間関係は出来ません。
ストーリーの進行に必要不可欠な、インパクトのあるセリフですが、
現実に真似しても何の解決にもならないことがほとんどかと思います。
では、何が必要なのか。
それは、勇気を出して穏やかに話し合う事が大切で、
相手の間違いを正そうとするよりも、関係の改善を優先すると良いかも知れません。
カップの3
次に、タロットの話をします。
人間関係を表すカードはいくつかありますが、良い人間関係といえば
カップの3というカードが思いつきます。
主なキーワードは「共感、喜び、人との調和」です。
このコラムのヘッダーにも使っていますが、
仲の良い友人たちとカップを持って乾杯しているような絵柄のカードです。
見てるだけで楽しそうなのが伝わってきますね。
このカップの中に入っているのがお酒だったら、
仲間たちと飲むと楽しくなり飲みすぎてしまう事もあるかと思います。
しかし、カップの3が逆位置になると
「やりすぎ、過度の快楽、不誠実」などを意味します。
飲みすぎちゃって記憶飛ばしたりとか、楽しくて開放的になりすぎて
失敗してしまい、後悔する事を表したりします。
お酒がまわって来ると、普段言わない様な事まで言ってしまう事もあります。
「親しき仲にも礼儀あり」「口は災いの元」など
交友関係や発言に対してのことわざもありますよね。
誰かと話をする時は、無意識・反射的に会話をする事があるかも知れませんが、
その中で少しでも相手の事を想い、分かりやすい様な言葉選び、
受け入れやすい話し方をしてあげる事で関係性が良好になっていくと思います。
それでも、何かしらの原因で言い争いになってしまった時は、
その場では難しいかも知れませんが、時間をおいて改めて、相手と仲直りできると良いですね。
今回は、人間関係に関して話をしてきました。
聖書からは、お互いに許し合う事
カップの3からは、自分の意識で関係を継続できる事をお話しました。
すごく当たり前な事を話していますが、それが当たり前に出来ない時代になっているのも事実です。
意識出来るか出来ないかの話になってしまいますが、とても大切な事なんです。
ここまで読んでくれたあなたは、これを見てどうしたいと思われますか?
私自身、占いで相手にアドバイスや、何かしらの指針を伝える時に
分かりやすい言葉選びをする大切さを再確認することがあります。
もし、交友関係での悩みや、自分の性格での立ち回り方について気になることがありましたら、
お気軽に声かけてくださると嬉しいです。
占い師という形ですが、少しでも皆様に心のゆとりができるように協力させてください。
夜月黒猫