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through back

最近特にしつこく言いますが、14kgfワイヤー高い高いと思っており・・そうだ・・始めた当時(2009年)のメールを遡れば金額がわかる♪ってなり、through back

もちろん当時一般的に14kgfという素材自体の認知度も、取り扱いもあまりないものだったし、そのショップさんはとても良心的お安い価格設定でしたので(カートなんてないホームページ時代よ・笑 さすがに一度オーナーさんが交代のち、今もう販売を辞められているのですが)現在でお安いショップさんと比較しても、その当時から現在まで価格3.5倍以上に跳ね上がっていることがわかり、え・・やっぱショック。見なきゃよかった・・。ってなりました。

当時もそりゃ合金などの廉価素材から比較すると高かったけれど、結構な初心者であるくせにプラクティスワイヤーなんぞを試さずにぶっつけ本番に14kgfワイヤーを使って制作して、気に入らないものはどんどん捨てていたんですよね・・。
14kgfワイヤー自体も太さのバリエーションからハード・ハーフハード・ソフトとあり、またテクスチャ入りのものやテクスチャ入りでさらに硬さの異なるものなどがあり、ワイヤーが違うと扱い方が異なるので、いくら練習をしたとて出来上がりが全く異なるものになってしまうので、(例えばいらない傷をつけないようにとか、形を決めたときのワイヤーの戻り?硬さ柔らかさ具合だとかそういった細かいところです。)練習にならなくて、どんどん制作して扱いに慣れたくて、自分のものは完璧なできあがりでなくていいとしても”販売に耐えうるもの”となるとやはりできる限りの完璧を求めたかったので。

今はじめようとなんて思ったら・・絶対できない・笑

そして我ながらしつこさに驚嘆。

2009年って・・。
14年前!?笑

まだまだ販売など考えておらず、素材が気に入ってひたすら自分のフープピアスやフックピアスを制作していたと思います・笑
ワイヤークラフテッドピアスなど参考書的なの全てアメリカ輸入で難解でしたし、デザインこてこてで技術の参考にはなったけれど、作りたいものなどそうなかった。

セキュリティ上よくないよね。。と思いつつ20年くらい使っているアドレスがあるのですが、こんな使い方もできたわ!と思ってちょっと楽しい。

そして数は少なくなりましたが当時から今現在もお世話になっている素材屋さん(実店舗でもネットショップでも)を再確認でき、感慨深いです。

失礼ながらも・・「よく続けているな・・」と思うのですが、そう思っていたお店もここ数年でどんどん撤退されているので、、いささか不安です。

今でこそ情報量膨大に普通に認知されているハンドメイドも、しゃれおつハンドメイド系って全てアメリカから来ているんですよね。(さらに遡るとイギリスとかインドとか。)
そういうのが日本に流れ着いて広まった先駆時代って母世代な気がしています。海外赴任の日本人の奥様達が持ち帰ったものなんでしょうね。(まさに資材屋さん、当時の輸入雑貨系の方もそういったバックグラウンドの方多い~。)
時代は変わり、少し変わった素材だったり技巧のハンドメイドも当時よりもグッと身近になり、素材へのアクセスも販売も簡単になり、価格競争・価格破壊が起きていますので、正直なところ・・14kgf素材を使ってもまともな価格を付けられないものが多いので、使いたくないよ・・なんですが(言う?)
こんな時代を知ってしまっているからこそ、私ができる最大限素敵なものをお届けできたらなと思います。

当時よりもいろんなパーツの種類が増えているし、手に入りやすくもなっていて趣味と(実用と)して金銭的にこだわらず自分自身のアイテムを制作するにはとてもいい時代なのですが、販売となるとポピュラーになっている分どうしても市場価値が下がってしまうので、素材の価格高騰という理由だけではなく、、例えば「趣味だからいいの!今作りたい時期なの!作れればいいの!!自分のたくさんあっても困るし安くても売りたい!!!」というような勢いの方と並んだ時ですとか、、数人でチーム組んで制作して安く大量販売系な方と並んだ時ですとか、、技術面として画像がとにかく素敵である方とか宣伝に優れている方ですとか、とてもじゃないけれどその辺りの金額をつけられないので、そこはもういいかなぁって・・なってマス。

しかし~14年って・・私、いつ辞めるんでしょうか・笑

一応ここ数年で目標としてきた年まではあと2年なんですが、その時が来たらまた考えたいなぁと思い、続けています・笑

たまに過去を振り返ると今後の指針がまた得られていいですね。

メールボックス内ワード検索。好き。
あのパーツがまた欲しいけれど色の名前なんだったかな?とか石の名前なんだったかな?という時に便利なのですが、今当たり前に3個入りのパーツが以前は6個入りだったとか気付いてしまったり、ね・笑
しばらく暇ができたらふるーーーいメールを遡るのが癖になりそう~。