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216「仕事の厳しさ」

心の指針216より / Prayer MAYU
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216「仕事の厳しさ」

学生時代が終わり社会に出ると、
「仕事」というものが待っている。
実社会は実に厳しい。
自分の時間を、
そして自分の人生を、
「自由」に使おうと思うと、
会社に拘束されて、
不自由な一日を過ごさねばならない。
家賃や、食費、
生活費を手に入れなければ、
一人前に独立したとはいえないのだ。

お金は人を自由にもするが、
それを得るためには、
自由も拘束される。

結婚して家庭を持とうとすれば、
自由に対応する責任は、
もっと重いものになる。

昔、有名なアナウンサーをしていた方が、
「会社が遊園地のような楽しいものなら、
人はお金を払ってでも行くのだろう。
仕事がつらく厳しいものだからこそ、
お給料がもらえるんだ。」
と書いていた。
私は妙に納得した気持ちになった。

「公私のケジメをつけよ。」
「基本動作がなってない。」
「手が遅い。しゃべりすぎるな。」
いろんなお叱りを受けたものだ。

人に仕えたことのない人は、
人を使う術も身にはつかないものだ。

(心の指針216より)

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