ゲームをする習慣がないだけにゲームボーイポケットを直すか否か、悩ましい
こちらはゲームボーイポケットのON/OFF表示LEDのない前期型です。
「汚いし、動かないけれど、いります?」と問われて、いただいてしまいました。
ゲームをする習慣は35年前の中2の秋口以来、まったくないのですが。
YouTubeではもっぱらジャンクの修理動画ばかりを見ています。安価で壊れた品を手に入れて、原因を探り、直して使えるようにする。なんかめっちゃ夢があるやんと思いながら見ています。
その修理動画のなかにゲームボーイポケットを直す動画がありました。さらにいえば、わりと簡単に直った(動作するようになった)記憶がありました。根拠はないながらも自分でもきっと直せるはずと瞬間的に思い込み、躊躇なくいただいてしまいました。
いただいてすぐに試みたのが、単4電池2本を入れてのスイッチON。仰せのとおりに起動してくれませんでした。
そして、バラしました。
これだけ汚ければ、スイッチか、電池まわりの接触不良でしょう。案の定、基盤全体を丁寧に拭き上げ、スイッチと電源周りに接点復活剤を塗布してやったところ、スイッチONでピコーンと、続いてソフトのBGMが鳴ってくれました。
肝心の画面はというと、冒頭の写真のとおり、ひどい経年劣化でいっさい表示せずでした。
画面の交換部品はアリエクで7,500円で売られていました。お高い!
とはいえ、本体のガワとボタン込みだから、新品同様に生まれ変わります。それはそれで喜ばしいのですが、そもそもゲームをする習慣がないから悩ましいです。
直すという発想ではなく、改良するとの発想に変えてみるとどうだろう。
電源を乾電池でなくUSB Cによる充電池にすることができるといいます。
追課金は5,000円です。
さらに、アンプの部品を追加実装して、スピーカーを換装して音をリッチにすることができるといいます。追課金は1,300円です。
もしもゲームをする習慣があるのなら、厭わずに直して、改良だってするんだろうなあ。