ボルドー(ペサック)の大学紹介〜
ボルドー
ボルドーといえば、世界的に有名なワインの街です
ボルドーのワイン醸造は皇帝カエサルが、この地をローマ属州とした紀元前1世紀に始まったらしいです
「住みたい街」アンケートでは必ず上位に入る人気の都市
戦後73年間、保守党が市政を執ってきたボルドーでは、2020年エコロジー党の市長が選出されたそうです
ボルドーは、ボルドー市と近隣28のコミューンで構成されていて、
人口は、2016年で77万人、2030年には100万人に達するといわれています
不動産価格も48%上昇〜
まずは娘が留学していたので、そのモンテーニュ大学の紹介から
ミシェル・ド・モンテーニュ
校舎に描かれているおじさまは、モンテーニュさんです
なんと16世紀に、哲学者モンテーニュさんは、市長を努めたそうです
ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ(Michel Eyquem de Montaigne [miʃɛl ekɛm də mɔ̃tɛɲ], 1533年2月28日 - 1592年9月13日[1])は、16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者[2]。モラリスト、懐疑論者、人文主義者。現実の人間を洞察し人間の生き方を探求して綴り続けた主著『エセー』は、フランスのみならず、ヨーロッパの各国に影響を与えた。
ボルドー・モンテーニュ大学
2014年からボルドー・モンテーニュ大学と名称変更。ボルドーの街の中心部から5キロ離れた近郊の街「ぺサック」にあります
ここの日本語学科が有名で、日本好きなフランス人学生が多い大学と言われています
娘の旦那くんとも、彼がここの日本語学科に来ていたので出会うことができました
留学中に本当に日本が大好きなフランス人のお友達がたくさんでき、今でもこの地に残っているお友達には、娘はたいへんお世話になっています。
ちなみに弘前大学のフランスの留学先の大学はここだけでした。
あの当時は定員2人でしたが留学したのは一人‥英語圏にはけっこう行っていましたが‥
1971年創立
フランス南西部のボルドーの近郊、ペサックに位置する。1970年の大学改革でボルドー大学が分割され、文学部がボルドー第3ミシェル・ド・モンテーニュ大学として独立した2014年、ボルドー・モンテーニュ大学に名称変更した。幅広い分野の教育課程があり、留学生のためのフランス語の語学学校DEFLEや、公務員養成の機関などが併設していることも特徴の一つ。
学生数:約15,000人
学年暦:9月~1月、1月~6月 (2学期制)
専攻分野:Humanities (Arts, History, Literature, Philosophy), Languages and Civilizations (Anglophone Studies, Iberian, Latin American and Mediterranean Studies, Germanic and Slavic Studies など), Territory and Communication Sciences, French as a Foreign Language, Sports など
講義言語:フランス語
今は校舎を改修中です。
そして、周りは寮だらけです〜それでも足りないそうですが‥
ちょうど、トラムの通るところのこっち側は、〈モンテーニュさん〉、あっち側は〈モンテスキューさん〉の大学らしいです
そして面白いことに、ここのトラムの駅の🚉名前が、〈モンテーニュ・モンテスキュー〉
なので私でさえ、トラムの中で駅名を聞き逃さないですみます
学園都市っぽい
ちなみに彼らの寮の外観
赤いカバーしてあるところは階段ですが、降りるときは目が回ります(5階に住んでいるので)
ちなみにフランスの階の数え方は、一階はゼロとして、日本の2階から1階と数えます…
4階って言ったのに、なんでこんなにのぼるの〜
エレベーターはもちろん無い!
今いるここ、ペサックは、学校がお休みの今のタイミングでさえ、学生さんがたくさんいます
ここの学生さんたち(大学生、大学院生)の寮は、光熱費も込みでかなりお安く、学費も奨学金が出たりで、学ぶ人たちは恵まれています
娘の最初の寮はこんな感じだった…
入学試験もないし〜
でも入るのは簡単ですが、出るのはかなり大変らしく、進級できなくて途中で学部や学校を変更したりはザラのようです
2年連続で進級できなかったら、初めからやり直しとか…
真面目に勉強したい人にとっては、フランスは学生さんにとっていい仕組みだと思います
自分が学びたいことを選んで、違ったなぁと思ったり、他のことを学びたくなったら変更しやすい
たまに安い寮にいたいがために、ずっーと学生…という人もいるらしいですが…
若かったら、私もそれがしたいかも…いろいろやりたい…
今はせめて、学生さん用のコインランドリーを使わせてもらってます(旦那くんのおかげで)
学生さんに人気のパン屋さん
アントワーヌとお昼のパンを買いに行きました
朝4:00から21:00までやっているパン屋さん🥖
朝の4時から買える!
ほぼ学生さんたちのけっこうな行列🥪
この辺にはここしかパン屋さんが無いらしく、いつも昼時は混んでるらしいです
歩きながら、「あの建物は何❓」の質問責めですみませんが…
いきなり羊が何十頭もお昼寝してるのを見て、「えーなんでここにひつじ〜❓」他の大学の農学部の生徒たちが世話をしているとのこと…
モンテーニュやモンテスキューだけでなく、いろんな大学があるらしい
ちょっと遠い方のスーパー
いつものスーパーよりちょっと遠い方のいい?スーパーにあったもの↑
お客さんは、買いたいものをこれでピーして、自分の買物用のキャリーバックに、商品をどんどん入れていきます
なので、レジで並ばない〜
支払いもそのままカードでできるので、決済してこの携帯みたいなのを返して、出てくるレシート🧾を機械にかざしてすぐ外に出られる
これって、ものすごく、ひとを信頼してるっていうことだよなぁ〜
ピーしないで入れ物に入れても、わからないわ…
至る所でひとの行動が、その人自身に任されているって素晴らしい
普通に正しいことができるのは日本人の特徴かと思ったら(?)
ここの方達もとても成熟してる…
フランス人の「自分の好きな事をやる」っぽい、ちょっとわがままっぽい、自立しているというイメージが(私の勝手なイメージ)崩れた
日常生活の中に、ある意味の正義が根付いている…さらに優しい〜
キリスト教の神様がどこかから見ている❗️という意識があるのかも…とか思ったりして…すみません…
なぜか、ひとを見ているのがとっても楽しいです♪
生きとし生けるものにありがとうございます🙏
ハリ オーム💞