🇮🇳アイアンガーヨガ🇮🇳in プーナ

ある年、アイアンガー先生の70歳のお祝いの時、インドのプーナにあるアイアンガー道場にしばらく通いました。私はちょうど30歳になっていた…

（1999年現地のマラーティー語で「プネー」が公式名称、「プーナPoona」は英語名称)

壁に貼られていた写真

アイアンガーヨガとは、クリシュナマチャリア氏に師事したB・K・S・アイアンガー氏が考案しました。

ポーズの解剖学的な調整を重視し、体の各部やバランスを意識しながらプロセス一つずつまで、丁寧に行うのが特徴です。

著者がアイアンガー先生で、翻訳したのが、戦後の日本におけるヨガの草分け的存在の沖正弘先生。沖先生がアイアンガー先生を日本に広く紹介しました。

現在、アメリカでは、最も人気のあるヨガの学校の一つとなっているそうです。アクロバット的なものやペースが早いスタイルとは違い、ポーズを長く維持し先生の指導に沿って、ポーズの中で体を正確に保つことに集中します。

なので、正しい姿勢や呼吸に意識を向けやすく、集中力を高めて心身のバランスを安定に導きます。

また、生徒たちの手助けとして、ブリックやボルスター、ベルトなどの補助具でサポートすることも多く、それぞれの身体の状態に応じて、安全に行うことができます。

プーナの道場では、アイアンガー先生は、朝の6時にはもう広い練習場にいらして、黙々と練習していました。本当にポーズを修練していくという感じです。見ているだけで、神々しく、感動的でした。

アイアンガーヨガでは、柔らかい部分を強くして、また硬い部分を柔軟にしていくことで身体の動きをよりスムーズにして、疲労を回復させていき、心理面でも、安定した集中力を得ることができ、それによって、ストレスも解消されます。

また、生理中や、なんらかの疾患を持っている場合でも、それに合わせたカリキュラムが組まれて、男女問わず、あらゆる年齢の人も、自分の体のコンディションに合わせて、行うことができます。

昔、ある時、沖ヨガ道場でアイアンガー先生のヨガの講習の合宿がありました。

第一印象は、短パン（昔のブルマーみたいなもの）に上半身裸で、竹刀を持って、ポーズをビシビシ直していく、怖ーい先生！

ところがクラスが終わると笑い顔がめっちゃ可愛らしい

今回プーナに来るのは、結構大変でした。私は、踊りを習いにマドラスに毎年3ヶ月づつ通っていました。

（＝チェンナイ1996年改名）

この年はどうしてもプーナのヨガ道場に行きたくて、踊りの先生から、途中お休みをもらいました。

マドラスから、ボンベイまで、なんとか飛行機を取り、ボンベイからもプーナに飛行機を取っていました。（飛行機で約55分くらい）。

（ボンベイ＝ムンバイ1995年改名）

ムンバイはインド最大の商業都市として発達した近代的な街です。イギリス植民地時代の面影が色濃いネオゴシックの建築物が数多く残る街です。

ところが、乗り継ぐはずのプーナ行きの飛行機が翌日まで飛ばなくなった〜✈️ なんとか安ホテルを空港で取ってもらい、怪しくないタクシーに乗って、ホテルで一泊。（現在プネーはインド7番目の大都市で、IT産業とプネー大学の文教都市として有名らしい）

翌朝、空港に行くと、今日も飛ばない〜！　色々聞いたら、4時間〜5時間くらいかかるが乗り合いタクシーがあるらしい。もうそれで行くしかないので、おっさんたちの中にぎゅーぎゅーで混ぜてもらった。

マドラスでインド舞踊を学んでいるのが、気に入られたみたい。みんなで、ランチを食べたり、なんかカタコトながら、おしゃべりをするようになった。

「プーナには何をしに行くのか？」と聞かれ、「ヨガを習いに行く。」と答えたら、「どこのヨガ？」と聞かれ、「アイアンガーヨガ」と答えたら、「あそこはいいところだ！」とか、みんなで話し出した。

でも、本当は、もう一つ絶対に行かねばならないところがあった。バグワンのところ💕

こちらは、言ったが最後、やばい人と思われることがわかっていたので、内緒にしました。

次回はこっちのやばい方のヨガアシュラムについて〜。