エコナ活動:「ごみ分別と紙のリサイクル」
※再投稿記事です
えこ菜:博士!研究所に犬が入ってきたよ。
博 士:えこ菜ちゃん、これはわしのペット「スティング」じゃ!
スティング:ワン!
えこ菜:驚いた。ところで、なんで「POLICE」って帽子かぶってるの?
博 士:やっぱり気になるか?実はなスティングには特殊能力があるんじゃよ。
えこ菜:なんですか?歌を唄うみたいに吠えるとか?
博 士:スティングは「ごみの分別がわかる」ゴミ分別犬なんじゃよ。
えこ菜:意味わからないんですけど・・・。どういうことですか?
博 士:ごみ分別ができていないと、吠えて教えてくれるんじゃ。
だから「分別を取り締まるPOLICE犬」でPOLICEの帽子をかぶせたんじゃ。
えこ菜:ふーん。ごみの「分別ポリス犬」ってことですか・・・。
スティング:ワン!
博 士:というわけで、今回は「ごみの分別と紙のリサイクル」の話じゃよ。
プラルトの主な仕事は印刷じゃろ、だから紙をたくさん使う。そうなると紙のゴミも普通の会社よりたくさん出てしまうが、そこは「SDGs」や「地球温暖化」が大きく騒がれる前から、紙のリサイクルに回していたんじゃよ。
そこはいいとして、前回の「ecoオフィスまつもと」の認定の時に知ったんじゃが、松本市の「事業系一般廃棄物」の排出量が全国平均より多いということを知り、プラルトでも、普通のごみに出してしまっている紙ごみを、リサイクルに回せないかと、わしは考えたんじゃ。
えこ菜:なるほど、ところで「事業系一般廃棄物」ってなんですか?
博 士:説明しよう。企業から出るごみは「産業廃棄物」と「事業系一般廃棄物」に分けられていて、
「産業廃棄物」とは、その会社の商品を造るために出たゴミのこと。
(例えば、食堂だったら、使い終わった油とか。)
「事業系一般廃棄物」とは、会社で製品を作るのには直接関係ないようなゴミのこと。
(例えば、社員が食べたお弁当のごみとか。)
ということじゃ。
えこ菜:へー。博士も、たまには役に立つ研究するんですね。で、具体的にはどんなことをしているの?
博 士:たまには?・・・。
①まずは、紙ごみの回収業者さんに、「リサイクルに回せる紙のごみの種類」を聞いたら、紙のリサイクルの機械の性能が上がっていて、今までリサイクルできなかった紙ごみも、リサイクルできるようになっていたんじゃな! 聞いてみるもんじゃ。
②その情報をもとに、リサイクルできるものと、できないものを表にして、社内で共有したんじゃ。
③会社の倉庫に「紙ごみリサイクルボックス」を新たに設置し、そこに、いままで「事業系一般廃棄物」として捨てていた紙ごみを、集めて回収してもらうことにしたんじゃよ。
えこ菜:リサイクル「できるもの」と「できないもの」って、奥深くて、難しいですよね。そんな時はスティングに聞けば教えてくれるってわけですね。
博 士:そうじゃ!
えこ菜:わたしも、ごみ分別とリサイクルの、やる気が出てきたわ博士!
スティング:ワンワンワン!
博 士:スティングが、分別に燃える、えこ菜ちゃんをキラキラした目で「みつめているよ!」
えこ菜:いやー。はずかし~。見つめないで~。
それではスティングに見つめられたとことで、聞いてください。
「ポリスで、見つめていたい」チェケラ!
博 士:「スティング」は、1980年代イギリスのバンド「ポリス」のボーカル。
「見つめていたい/原題: Every Breath You Take」は1983年発売のポリスの大ヒット曲じゃ!
これが言いたかったんじゃな。えこ菜。恐るべし。ぎゃふん!