三匹の子豚
こんにちは。
急に冷え込んで参りました。
本日は子供たちの体操教室ですが、体育館は寒くて死にそうになることでしょう。
ホッカイロにモコモコ靴下、敷物とひざ掛けが手放せない季節に突入です。
本日も読書ノートからの吐き出し。
イヤミスが好きです、と言ったら整骨院の先生が貸してくださった1冊。
あっという間に読み終えて、なんだこれすごってなった記憶です。
ではあらすじから。
1人の男に関係した周囲の女性が次々と死んでいく物語。昭和の大量毒殺事件の犯人とされた女性と、3人の娘、そして孫たちは複雑な糸で絡み合っていた。1つの殺人未遂から、様々な人間関係が明らかになっていくミステリーで、最後は意外な人物の関与も発覚した。
そうそう、なんかすごい人間関係が複雑だったんだよね、この話。登場人物の女共、全員この男と肉体関係ありまーす!みたいな。
逆にこんだけ複雑な人間関係作ってしかもそれがすべて物語に関与してるのって天才?とか思っちゃいました。いやもう、創作者って全て天才だと私は思うんですけどね、ハイ。
続いて心に残ったフレーズ。
P241 私なんて、生まれてこの方ずっと`営業’ですよ。
えーっとこれは、たしか親にも営業的な接し方をしないと、注目されない?みたいな境遇の人のセリフだったような。
家でも学校でも会社でも、どこでも営業営業営業。そんな生き方も辛いだろうなとおもいつつ、でもときには営業も大事よね、などと感じてみたり。
P34 `結婚’をチラつかせる男には気をつけな。`結婚’は地獄の入り口だからね
うへぇ。沁みます、って感じの一言。結婚は地獄だとか墓場だとか、よく言いますもんね。私はまだ今のところ地獄だと感じたことはありませんが、配偶者がいて、子供がいて、ってそんな幸せで平凡な家庭すら、まぁそりゃあ1人で悠々自適に暮らすことと比べたら、地獄に思える人もいるのかもしれませんね。
最後に感想です。
様々な視点で語られる物語が1人の男に集約し、そしてその本当のラスボスは意外な人物だった。あっという間に読むことができる読みやすさと面白さで、でもモヤっとして終わるまさにイヤミス。男はクズだったけど元妻もなかなかの鬼畜だった。
集約の使い方あってんのかなーと不安になりつつ。集約は1つにまとまる、みたいな意味だからまぁ間違ってはいないのかしら。
これはもう1回読みたいですね、10年後くらいに。面白かったです。
師走も半ば、2020年も終わりに近づいて参りました。
コロナコロナでなんだかあっという間に終わってしまった1年。
色々な仕事に応募したり挑戦したりと、個人的には変化もあったように思いますが、先日某国立大学の日本語指導員の求人に履歴書を送ったんですね。
昨日、お祈りレター?が来ました。
そもそもお祈りレターって言うのかよ、って話なんだけど。つまりは不採用通知ですね。
日本語学校離れて3年も経ってりゃそうだよなぁと。
でも結局、私日本語学校で働きたいのかと言えば、どうなんだろうね、って思う次第で。
でもまた機会があれば、履歴書を送ってみようかと思います。
さて、最近まったく読書をしていないので、本でも読もうかな。