やることがなくて退屈って最高の贅沢時間。
「休んでる感覚」ってなんやろう?とふと湧いてきた。
一般的には、仕事をしない日が休んでる日なのだとは思うけれど、仕事がない日でも「休んでる感覚」というのは、そういえば、あんまりない。
家事育児に関しては、毎日のことなので当然ながら休んでる感覚はないし実際休みもない。
休んでるな〜って感覚があったのっていつやろうと振り返ってみて辿り着いたのが20代前半OLの頃。
好きなことをして遊び呆けていた大学生の頃ではなくいがいにも社会人になってからでした。
土日祝が休みで有給もあって、3〜4連休が度々あったのでふらりと与論島や沖縄に行っていて、観光みたいなことも時にはするけれど、基本お宿でゴロゴロ読書したりビーチを散歩したり。
(メラメラ太陽を浴びながら、ひたすら浜辺で貝殻を拾っていた記憶。)
100%自分時間で、客観的にみたら「休んでいる」ことになると思うけれど、読書にしろ散歩にしろ、何かをしている時間って、好きなことしてリラックスしてはいるけれど、実は自分的には「休んでいる感覚」にはなっていないと気付いたのです。
うーんと考えてみて、出てきた答えが、
『やることがなくて退屈と感じているとき』
このときこそが私にとって「休んでいる感覚」のときと判明。
例えば、一人旅に行って、持っていった本は読み尽くして、ビーチ散歩にも飽きて、お腹も減っていなくって、眠たくもないし、
なにしよっかな、やることないなー。。。
と感じているとき。
その時は退屈さで何かしたい、何をしようと考えていたけれど、結局見つからずにゴロッと寝転がってただただ宙をボケーっとみていて、なんかもったいない時間と思っていました。
今振り返ってみると、この『やることがなくて退屈』がまさに休んでいる感覚だったなと。
せかせかした日常のことを思うとほんと贅沢極まりないことです。
いや、ほんとに、どうでもいいというか、考えてなんの意味があるのかわからないようなふと湧きあがったことなのだけど、疑問が解消してスッキリです。
今は子育ても仕事も充実していて、休んでる感覚はないけれど幸せな日々。
けどまたいつか「休んでる感覚」になれる日を楽しみに過ごすことにしよう。