空手と発勁の関連性 4
前述の経緯から中国拳法特有の秘伝や密伝統の
教授を得なくとも、
独自のフォームや絶技の体得が可能であったと
推測されます。
換言しますと発勁の要となっていく丹田を開発
し、
若い時代から人並み外れた超人的な鍛錬を継続
していれば、
多少年齢を重ねた程度で威力が衰えることも
なく、
勁力と丹田の充実によって日増しに円熟してい
く、
内家拳的な強さの体得も可能だったといえるで
しょう。
また、極真空手にはブラジリアンキックと称さ
れる、
独特の軌跡を描くハイキックの名手も存在して
いました。
実際に極真空手のブラジリアンキックに関しま
しては、
ガードの上から振り下ろされる驚異的なハイキ
ックとなっており、
究極の纒糸勁ともいえる高度なテクニックを
駆使した蹴り技に映っていますね。
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