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第9期パウパー神挑戦者決定戦を終えて


1. はじめに

みなさまお疲れ様です、praeです。
1月11日におこなわれた第9期パウパー神挑戦者決定戦について記しました。
今回は戦略的な記事などはなく、ただの反省会のため、あまり面白いものではないかと思います。

2. 使用デッキ

使用デッキ:BGrグリザード

細かいカードの選定についてはゆーき君の記事をご覧ください。
第9期パウパー神の分析|ゆーき/Heterodox

今回は日程が発表されてから、練習会や情報共有など、濃密な日程を過ごしており、デッキについての完成度は非常に高かったかと思います。
メインについては《薮打ち/Bushwhack(BRO)》と《ネイディアの夜刃/Nadier's Nightblade(CMR)》の採用有無はあるものの、ほぼゆーき君、つばさ君と共通のリストです。
今もしメインのリストを変更できるとなった場合でも、《薮打ち/Bushwhack(BRO)》をどこと差し替えるかの結論はでていませんが、もし差し替えるならサイドアウト率が高かった《邪悪鳴らし/Malevolent Rumble(MH3)》かもしれません。

サイドのリストについて、もう少しブラッドバーンが多いことを意識していれば、《嵐の乗り切り/Weather the Storm(STA)》をサイドに1枚追加で積めていたかもしれませんが、親和やジャンドが多い環境で《最後の儀式/Last Rites(ODY)》や《やんちゃなアウフ/Troublemaker Ouphe(WOE)》を抜くのは厳しいと考えていたので、なかなか難しい選択でした。

3. 試合結果

本選については、以下の結果です。
R1 カルニブラック 〇××
R2 白黒ゲート 〇〇
R3 WU親和 〇〇
R4 ブラッドバーン ××
以降 ドロップ

実はこのパ神挑の当日、早朝に祖母が亡くなっており、トス要員としての参加でした。
極々一部の調整メンバーにはその旨は伝えていたのですが、私がトスするまでもなくゆーき君、おーたに君がSEに残れていたので、杞憂だったと言えるでしょう。
何にせよ2-2では特に語るべきこともないですが、今回の結果は、ちょっとした相性の悪さ、引きの悪さ、サイドの甘え、プレイの甘えなど、色々と裏目に出てしまった結果と思います。

4. 反省会

今回の私の結果については、特に言及するほどの内容はありません。
分の悪いマッチを2回引いてしまったな、と言うくらいのところです。
やはり一番の反省点は、年末年始に何度も実施した調整会で、ブラッドバーンを持ち込まなかったことでしょう。
ゆーきくんの記事でも少し触れられていましたが、こればかりは前回の神決でブラッドバーンを使用した自分が触っておくべきだったと思います。
今回の神決では、ジャンド、カルドーサ、こそサクの3択であると判断し、早い段階でこそサクテラーの可能性を追い続けていたのですが、こそサクテラーで少々結果は残したものの、MOでも中途半端な結果しか残せておらず、早めに切るべきだったかもしれません。

成功体験を引っ張ったわけではないのだが

実際調整会の中で《嵐の乗り切り/Weather the Storm(STA)》を多く積んだジャンドに勝てないという話は出ていたのですが、自分が使用していたブラッドバーンの可能性を最初に捨ててしまっていたのは、仮想敵としてだけでも、明確な失態と言えそうです。
「先入観は罪」である、今後の課題ですね。

5. 最後に

湿っぽい話ではあるのですが、亡くなった祖母のことを言語化はしておこうかと思いました。
思いを馳せると、祖母は10年近く前に亡くなった祖父の影響もあり、いつも詰将棋の本を読んでいた気がします。
元々花札なども嗜なんでおり、ゲームが好きな家系だったのでしょう。
誰かさんが40過ぎてもMTGをしているのも、祖父の将棋や祖母の花札の影響で間違いないということにしておきます。

実は去年の正月ころに祖母は呼吸と脈が複数回止まり、一度医者から宣告をされながらも奇跡的に蘇生、そして心臓の手術が成功し、後遺症も残らず、手術後は病院からも出て、去年1年を生きました。
齢94歳の大往生であり、去年の1年はまるで人生の追加1ターンのようなものです。

さて、挑戦者決定戦の翌日~翌々日は祖母の通夜と葬儀で実家に戻っていたのですが、地元では通夜の夜に身内が夜通し故人を見送る文化があり、孫の三兄弟で線香の火が消えないことを見守りつつ、時間をつぶしていました。

そこで三男坊が取り出したのが「It's a Wonderful World」。
葬式を翌日に控えてはいるのに、三人で頭を抱えながらのガチゲームの始まりです。
それも6時間ぶっ通しで。明日は葬式だぞ。

40前後にもなって既婚の三兄弟がゲームで仲良く遊んでいる姿は、滑稽な光景ではあるものの、仲良きことは素晴らしきことかな。
祖母もあきれてながらも優しく見守っていたかと思います。
しかし祖母の最後を見送るゲームのタイトルがIt's a Wonderful Worldなんて随分と洒落てるなと、弟のセンスを褒めてあげたいところ。午前4時に4週目のゲーム終了を祖母に報告し、その永い夜が明けました。

カードゲームをすると言うことは、自分が10代の頃は随分と陰険な扱いを受けたものですが、長く続けていると多少は人権を得て、良い仲間も増え、人生の嗜みとしては最上のものと言っても過言ではないでしょう。

良き嗜みをのきっかけを与えてくれたことに感謝し、そして祖母の来世が素晴らしきことを祈り、ここに感謝の言葉を残します。
ありがとうございました。

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