再雇用前に会社を辞めました! -77-
こんにちは、ケロヨンです。
先回は俺の嫁さんが就活開始した事を書いたけど、今回はその続きを書こうかな。
【シニア女性が働くには2】
就活は新卒、中途どちらにも共通している事だが、就活している人の気持ちはいつも不安である、と言う事。
親であれ、配偶者であれ周りで応援している人達は本当に気を遣っていると思うけど、心配して話かけたつもりが追い込んでしまっている事が良くあるんだよね。
俺は嫁さんが就活サイトに登録して履歴書、職務経歴書を何十社にも送ってから、2~3日後にお祈りメール(不採用のメールには必ず、「ご縁がなく残念でしたが貴殿のご健勝を祈念します。」と言う文言が付いてくる為、我が家ではそう呼んでいる)が送られてくるたびに落ち込んでいるのを目の当たりにしたので、俺が2019年に就活していた頃を思い出してこんな事を話したんだよね。
・俺が就活していた時は59歳だったけど、殆どの企業は年齢での足切りを45歳位で設定しているので書類審査で殆どの企業は落とされる事を覚悟して置く事。
・俺は100社以上に応募したけど面接してくれたのは3社でそのうち2社は内定貰った事。
・だから面接に進めさえすれば内定貰える確率は高い事。
・息子が俺にしたように、選り好みせずに先ずは片っ端から100社は応募してみる事。
・必ず自分を必要としてくれる会社は見つかる事。
・毎日就活を根を詰めて家でやっていると気が滅入ってしまうから環境を変えて外に出てみる事。
(最近はコワーキングスペースが多くなって来たからね)
全て俺の経験からで具体的に話したんだけど、嫁さんは少し元気が出たようだったよ。
現在残念ながら就活する為に先ず登録する就活サイトは殆ど全ての会社は企業が要望する人材と求職中の人材とのマッチングが上手く行っていないと感じるんだよね。
ミスマッチが起きてもしまうとお互いが不幸になる。
日本企業の場合は長年中途採用をしてこなかった為、中途採用者を見極めるノウハウが蓄積されていないように思うよ。
新卒者と同じやり方で中途採用者も決めてしまう為、ミスマッチが発生しやすくなっているとしか思えないんだよね。
人事担当者はそんな事はない、と言うかもしれないが、実際にシニアの求職者を簡単に足切りしている時点で自分たちで人材の選択肢を狭めてしまっているんじゃないかなあ~。
職務経歴書を見ただけではその人が実際にどのような仕事の進め方をして結果を残して来たのか?は分からない。会って、聞いてみて初めてその片鱗が姿を現すのに最初から年齢だけで面接する事を拒否してしまうから自分の会社にとって本当に役に立つ人材であっても会う前にその機会を放棄してしまうんだよね。
これからの日本社会は少子高齢化でシニアや女性の登用が不可欠、と日本政府は言っているけど、それが実際の人材流動化に繋がるような制度設計は殆ど出来ていないと俺は感じるし、民間企業にそれを押し付けるのもちょっと違うような気がするよ。
次回は俺の営業手法についてまた書いてみようと思うよ。
次回は