再雇用前に会社を辞めました! -119-
<シニア新入社員奮闘記>
こんにちは、ケロヨンです。
先回はシニアにして採用された嫁さんが苦労しているようだって話を書いたけど、具体的に何に苦労しているか?を書こうかな。
紹介したように嫁さんの就職先は人材派遣会社なんだけど、ある特定の施設に人材を派遣する仕事だ。そこは毎日人が結構訪れる施設で広い場所なので様々な仕事が有る。その中でも清掃や雑用を担う人材を派遣しているようだ。やりたい、と思う人が多い職種では無いのだけど、他に選択肢が無い人にとっては選択せざるを得ない仕事なので結構な人が応募してくるらしい。
何となく想像出来るが、収入を得る為に我慢して仕事している人が殆どだと思う。そういう人たちを相手にするのだから結構クレームやトラブルが有るようだ。ある時、派遣先から担当している派遣の人を今月で辞めて頂きたい旨の話があったらしく、それをどのように本人に伝えれば良いのか?悩んでいた。
嫁さんは入社が今年の2月1日なのでまだ2ヶ月しか経っていないのに結構大変な場面が目白押しのようだ。結局意を決して本人に話をしたところ、直ぐに納得してくれたらしいが、このようなケースはまだ良い方だと思う。
この前の休日も派遣している人から派遣先でのトラブルでメールが入ったらしく、休みにも関わらずその人に電話してなだめていた。
応募してくる人たちは安い日本の賃金でお世辞にも労働環境が良いとは言えない現場で我慢して働いている方達が多い。
今、日本人が世界の先進国、いや発展途上国と呼ばれている国々と比較しても安い賃金で有る事を日本の政府や企業経営者はどう考えているのだろう。
一昨年くらいまでは技能実習生など出稼ぎで来日する外国の方はベトナムの方がかなり多かったらしいけど昨年はベトナムの方は激減しインドネシアの方が多くなり、今年になってからはインドネシアの方も減り韓国や中国の方が賃金が良いからと移動しているようだ。
日本政府は日本人の労働人口が減ったら外国人受け入れの門戸を広げれば安い労働力が魅力的な日本にいくらでも来てくれる、と本気で思っているとしたらとんでもない事だよね。日本は間違いなく外国の方もそっぽを向く全く魅力が無い出稼ぎ先に既になっている事を日本政府や企業経営者は気付いて早く対策を取るべきだよね。
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