見出し画像

アメリカからケビンさんが淞南に来た!<前編>【eスポーツ部SHONAN GEEK JAM】

令和5年(2023年)6月21日アメリカからNASEF(北米教育eスポーツ連盟)本部の最高教育責任者であるケビン・ブラウンさん立正大淞南に来てくれました!
今回日本の高校教育現場を視察したいとの要望があり、ケビンさんの方から本校をご指名いただきました!
そこで「全校生徒で最高のおもてなしをしよう!」歓迎式典を行ない全校でのPBL特別研修エキシビジョンマッチを共に過ごし心に残る一日になりました!


ケビンさんが本校を指名してくれる!


「日本に行ったら、まず立正大淞南に行きたい!」
今回来日したケビンさんは、そう決めていたそうです。

ケビンさんと本校の初めての出会いは、令和3年(2021年)12月に開催した「立正大学淞南高校 eスポーツ部 創部記念式典」に始まります。
アメリカからオンラインでeスポーツ部創部式典に参加していただきお祝いのメッセージをいただきました。

「」

「その時の学校の雰囲気がとても良かった!」と言っていただき、その後ケビンさんと本校eスポーツ部顧問畑山友朗先生ツイッターのDM(ダイレクトメール)で交流がはじまりました。

ケビンさんが直接日本の教員とやりとりするのはとてもめずらしいことだったそうです。

「純粋に日本の高校現場を見たい!」とお考えだったケビンさんは、交流している畑山先生「直接会って話がしたい!立正大淞南に行ってみたい!」と、本校を訪問校に指名してくださいました!
日本にもたくさんの高校eスポーツ部がある中で、本校を選んでくださり感激でした!


最高のおもてなしを企画しよう!


来校が決まってからeスポーツ部企画会議がスタート!
「わざわざアメリかから来るケビンさんはどんなことをしたら喜んでくれるのか…」

ケビンさんのことを全校のみんなに知ってもらいたい…
みんなにeスポーツについてもっと理解を深めてもらいたい…

そこで全校eスポーツ大会を開催して「eスポーツを身近なものとして考えてもらうキッカケにほしい」ということになりました!

3年前の創部記念式典と同じように全校生徒ケビンさん来校歓迎式典を開催し最高のおもてなしをしたい!

日本の良さ…  島根の良さ…  松江の良さ…  淞南の良さをケビンさんに知ってもらうために…

立正大淞南と言えば「日本一と称される全力応援!」
サッカー部野球部団結した応援の姿を見てもらうことで、日本の高校生スポーツエネルギーを感じてもらうことにしました。

ケビンさん入場の際に全力応援パフォーマンスを披露!

そしてもう一つ…

ケビンさんが日本に興味を持ち日本が好きになったのは、若い頃見た日本のアニメだったそうです。特にゲッターロボが大好きだったそうです!

そこでサプライズ企画として本校マーチングバンド部SHONAN SAINTSにお願いして、アニメ「ゲッターロボのテーマ」歓迎演奏を披露しました!
ケビンさんスタンディングオベーションで喜んでくれました!


日本初300人対象のPBL研修!


歓迎式典の中で、ケビンさん全校生徒対象スペシャルPBL研修を行なってくれました。
ケビンさん日本の学校で一度に約300人に対して特別講義を行なうのは初の試みだったそうです。

日本初でした!

まず、ヒーローが描かれている何枚かの絵を見せられ、その中から自分の思い描くヒーロー像を選びます。
そしてそのヒーローが持つ3つの能力を自分で決めます。

物理的能力…
精神的能力…
超自然的能力…

何でもいいので自分が手に入れたいスーパー能力を3つ考えます。

そして、そのヒーロー
何に向かって進むのか…
何に立ち向かい、何を克服しなければいけないのか…


自分だけのオリジナルヒーローストーリー創造します。

全校生徒はみんな真剣に自分が考え出したヒーロー像を創り出し、友だちに話したりして、大いに盛り上がりました!

最後にケビンさん「今みんなが考えたヒーローは自分自身の投影です。そして自分が手に入れたいと思った能力は、自分自身の一番興味のあるものです」と説明してくれました。

これは「Soul Forge(ソウルフォージ)」
自分のスキルと進むべき方向性について理解を深める研修です。

最後に「自分がしたいと思う理想のキャリア形成に向かってがんばってほしい!」
ケビンさんから全校生徒に熱いメッセージをいただきました!


eスポーツ部GEEK JAMの挑戦!


NASEF(北米教育eスポーツ連盟)本部の最高教育責任者であるケビンさんの来校は立正大淞南eスポーツ部可能性を大きく広げてくれました。

創部当初はシンプルに「eスポーツってなんだろう⁈」という思いでしたが、ケビンさんとの交流を通して、

eスポーツと学校教育がどうリンクできるか…
eスポーツを通して、どうすれば社会貢献できるか…

「eスポーツを通して自分に何ができるか考えていきたい」そう思っていると顧問の畑山先生は言います。

そのスキルが日本にまだない…

ケビンさんからもっと学び、これまでにない日本流のeスポーツ教育システムを作っていきたいと決意しています。

最後にケビンさんは
「ここ(島根県松江市)は心のふるさと…  是非また来たい!それも早く!」

これも高校生の情熱とエネルギーケビンさんの心に伝わったからだと思います。

ケビンさんと子どもたちとの未来を考える親交ははじまったばかり…
【後編に続く】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?