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アメリカからケビンさんが淞南に来た!<後編>【eスポーツ部SHONAN GEEK JAM】

令和5年(2023年)6月21日、アメリカからNASEF(北米教育eスポーツ連盟)本部の最高教育責任者、ケビン・ブラウンさん立正大淞南に来てくれました!
【前編】に続き、歓迎式典スペシャルリポート【後編】です!
ケビンさんとの親交は、eスポーツのさまざまな可能性探究していく本校の新たなチャレンジに大きな意味を持つキッカケとなりました!



校内eスポーツ大会エキシビジョン


歓迎式典の数日前に全校クラス対抗eスポーツ大会を開催し、歓迎式典の中でファイナル決勝のエキシビジョンマッチを行ないました!

ファイナル出場チームには先生も加わり、全校がサポーターとなって応援しました!eスポーツに対しても他のスポーツ部や文化部の活動と同じく、全校でエールをおくることで一体感が生まれました!

なんと、ケビンさんも自ら応援サポーターの輪の中に!
生徒たちと一緒になってエキシビジョンマッチの会場の雰囲気を楽しんでいただけたと思います。


立正大淞南名物の全力応援!


とにかく応援サポーターの熱量がスゴい!
圧倒的なエネルギー!
サッカーだから…  野球だから…. は関係ない…

がんばる仲間に対して全力で応援するのが立正大淞南!
応援することで何かを掴むという学びがそこにあると思っています!

また、今回の企画と運営、決勝のサポートはすべてeスポーツ部員が担当しました。
普通ならeスポーツ部員が出場して、全校生徒は見学するだけになってしまいます。しかし、本校ではeスポーツ部の部員は裏方で運営サイドにまわり、eスポーツ部に所属していない生徒が出場しました。

ケビンさんから「そこがすばらしかった!立正大淞南に来て良かった!」ととても嬉しいことばをいただきました!


「eスポーツ」は新しい学びの場


eスポーツ部顧問/NASEF JAPANフェロー教員
畑山 友朗先生eスポーツの可能性について次のように言っています。

式典でスピーチする畑山 友朗 先生

「eスポーツ」と聞くと、ただ「ゲーム」をしているだけというイメージがあると思いますが、自分たちで大会を開催し運営してみるとそうではありません。配信に必要な技術や実況・解説などを学び、出場する高校を探す…
それは現代で「仕事」として成立するものばかりではないでしょうか…
つまり「eスポーツ」「キャリア教育」に繋がる学びであり、これこそが「eスポーツ」の目的であるとも言えます。
「ゲーム」を通し自分の将来、自分の未来を考える…
それが「eスポーツ」です!
皆さんも一緒に大好きなゲームをし、自分の可能性を広げてみませんか?
立正大淞南eスポーツ部GEEK JAM「eスポーツ」教育的価値のあるコンテンツとして活用を続けていきます。
日本国内だけでなく、世界と繋がる扉を開ける時が来ていると感じています。

eスポーツ部顧問/NASEF JAPANフェロー教員 畑山 友朗


村中ゲームリーダーのお礼のことば


式典の最後にeスポーツ部GeekJamゲームリーダー村中 良光くんからお礼のことばがありました。

ゲームリーダー 村中 良光くん

立正大学淞南高校eスポーツ部GeekJamゲームリーダーをしている村中良光です。プレーヤーネーム「リノ菓子」です。
ケビンさん今日はわざわざアメリカから島根県に来てくださいましてありがとうございました。
私は、毎日eスポーツができることが楽しみで仕方がありません。充実感と満足感がある生活を続けていく中で、学んだことがあります。
それは「何でも学びになるということ」…
知らないことを知ったり分かったりすることは楽しいことです。立正大淞南eスポーツ部はイベントなどの際は、来場者と積極的に話をするようにしています。顧問の畑山先生から最初に学んだことです。
人に興味を持つこと、大人と話をすることは学びの中でとても重要であることを知りました。また親の存在が離れれば、離れるほど親への感謝の気持ちを持つようになりました。いつも支えてくれて応援してくれている親へ思う存分eスポーツを楽しんでいる話をしている時がとても楽しいです。
でも今日を機に苦手な英語にも挑戦したいと思うようになりました。それはいつかケビンさんに会いにアメリカに行った時、今日の日の思い出を語れるようになりたいと思ったからです。
またアメリカの高校生と一緒にeスポーツを通してコミュニケーションをとってみたいとも思いました。そのために準備をしようと思います!
ケビンさん、今日の出来事をぜひアメリカの高校生に伝えてください!
そして「リノ菓子」という日本の高校生がいることも伝えてください!
いつか近い将来オンラインでもいいので繋がりたいと思います。
今日はありがとうございました!

eスポーツ部GeekJam ゲームリーダー村中 良光くん お礼のことば


未来のダイバーシティスポーツとして!


最後に北村校長より謝辞がありました。

北村校長の謝辞

eスポーツ人種、国境、性別、身体的ハンディキャップを超えて、誰もが共通のフィールドで競い合えるまさにボーダレスなダイバーシティスポーツだと思います。そして世界中の人と繋がり交流を通して仲良くなれる、世界平和に寄与するデジタルスポーツに進化していくと思います。
また世代を超えて、子どもからお年寄りまで楽しみながら一緒に取り組める世代間交流によって絆を深めるツールでもあり、福祉と教育の複合的ツールとして広がっていくと信じています。
 
本校は創立以来、徳育教育を大切にし「バランス感覚のあるリーダーになろう」目標を掲げています。それは社会貢献のできる人材の育成でもあります。世のため人のために力を発揮することを、サッカー野球というスポーツを通して学ぶのと同様に、eスポーツを通して学んでもらいたいと思います。

北村校長 謝辞「未来のダイバーシティスポーツとして!」より

今後もeスポーツの取り組みを熱く発信していきたいと思います!
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