わずか8分のパフォーマンス【2022マーチングバンド部中国大会壮行演奏会】
今日(2022.11.11)全校生徒の前で、この時期恒例のマーチングバンド部による中国大会に向けての壮行演奏会が行なわれました!
令和4年(2022年)11月13日(日)、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)で行なわれる第39回マーチングバンド中国大会に出場します。
マーチングバンド部は平成3年(1991)に活動を開始し、30年以上の歴史があります。これまで8度の全国大会出場を果たしてきた伝統ある部活動です。
わずか8分のパフォーマンスは短い?
日本マーチングバンド協会主催の大会規定によると、演奏演技時間は8分となっています。
2022のチームとなり1年間ずっと練習を積み重ねてきたものを、わずか8分で表現しなければなりません。
3年生にとってはこの3年間さまざまな制限がかかる厳しい学校生活の中で練習をしてきました。その3年間の集大成をわ8分という短い時間に込めることになります。
わずか8分…
しかしその8分は生涯の記憶に刻まれるかけがえのない8分にすることができます!
スポーツの世界では陸上の跳躍競技、投てき競技、短距離競技や水泳の飛び込み競技など短時間の個人種目はあると思います。
しかしスポーツの団体競技をわずかな時間で競うということはあまりありません。音楽の世界特有のものですが、スポーツとはまた違った集中力、表現力、協働力など心と体のすべてで表現する繊細な力が必要になります。
日本のマーチングの歴史
日本のマーチングの歴史は古く、1950年代に神奈川県の関東学院中学・高等学校が日本で初めてマーチング活動をスタートさせました。
元々は欧米で生まれ軍楽隊を中心としたパレードスタイルが中心でした。
そして1970年の大阪万博で多くの海外のバンドが来日して演奏を披露した事に影響を受け、国内でマーチング活動を始める学校が増えていきました。
マーチングとは、本来マーチを演奏しながら行進することを指します。
それが「動く吹奏楽」「観せる吹奏楽」として吹奏楽活動のひとつの演奏形態としてフロアーで披露するように進化したのです。
「SHONAN SAINTS」というドラマ
マーチングバンド部顧問の藤田雅一先生は中国大会にのぞむ抱負を次のように言っています。
マーチングとはダイバーシティ
マーチング部のメンバーは決められたフォーメーションを作りながら演奏演技します。まず楽譜を覚え、次に動きを覚えます。それだけでもう高度なスキルを要します。
またカラーガードと呼ばれるダンスやフラッグを操作して演奏に合わせてビジュアル表現をする視覚効果を担当するセクションがあります。
「全員が呼吸を合わせた演奏と演技でショーを表現する」
個々のさまざまな能力が求められ、全員が一つにならないと完成形には到達できないようになっています。
ひとりひとりが異なる楽器と異なる手具を用いて、異なる演奏・演技や異なる動きをしながら、全員の力で一つのものを創り出します。
仲間の個性や才能を認め合い、異なる能力を結集して一つのものを作り上げ表現していくマーチングは、現代に必要不可欠なダイバーシティの意識を育むことにも繋がると思います。
マーチングバンド部のみんなを応援しよう!
3年間積み上げてきたものを8分で表現することは、短すぎると感じるかもしれませんが、メンバーにとっては一生の宝物となる8分間です。
これからの長い人生の中で輝きを放ち続ける8分間を手に入れることになるでしょう。
マーチングバンド部の活躍を全校生徒で応援しています!
皆さん、応援よろしくお願いします!
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