覚悟のレベル【立正大淞南サッカー部】
3年連続16回目の島根県大会優勝を果たし、北海道インターハイ2023に出場するサッカー部。新体制になって臨む初めての全国大会となります。
今年度から総監督に就任した南健司先生に全国大会に向けての抱負とチームの成長についてインタビューをしました。
準備は大切!
ある時、安来市出身の部員に「どの街も人口減少が問題となっているけど、安来市の人口が増えるアイデアをみんなに話してみて」と言ったことがあります。
そのは部員突然のことに「…」となりました。
無理もありません。
いきなり今のように言われて、しっかり答えられる生徒はほとんどいないでしょう。
しかし「明日までに考えてきて発表してください」と言えば、その夜必死になって調べてくると思います。
何事においても準備は大切なのです。
試合で「勝つために」自分のでき得る準備を全てしておくことは当然のことで、自分が高い目標を掲げて進む時、先を見てしっかり準備する意識をもたなければなりません。
それは難しいことではなく、くり返しくり返し練習に集中する「覚悟」があるかどうか…
今年のチームは飛び抜けた力がある選手がいるわけではありませんが、部員全員に高い「覚悟のレベル」があると感じています。
勇気を持とう!
以前、前を走る車が追突事故を起こし、すぐに車から降りて現場に行き救助したことがありました。
その時、助けてくれる人もいましたが、通り過ぎていく人もいました。
何ができるかわかりませんが「精一杯のことをしよう」と勇気を出して行動することは大事だと思います。
みんなにも勇気をもってもらいたい…
困難に遭遇した時に立ち向かう勇気を…
高校3年間の中でレギュラーチャンスは必ず巡ってきます。
それを掴めるかどうか…
それに気づけるかどうか…
チャンスは山ほどあります。
どんな状況でもあきらめてはいけない…
勇気を出して一歩前進する覚悟を持とう!
その勇気が、その覚悟が必ず自分自身の成長に繋がります。
自分は一生懸命やったかどうか…
自分は悔いなくやり切ったかどうか…
勝利することは大切です。
しかしもっと大切なことは「成長すること」です。
新しい景色、新しい世界を見せてあげたい!
島根県代表としてインターハイ出場が決まった今がとても大事だと思っています。
「全国に出たことが嬉しいと思うのか」と「全国で勝ち上がろうとするのか」は全く異なります。
島根県予選で優勝したことはもう過ぎ去ったこと…
今は日本一を目指して、自分の為すべきことのために直向きに努力することが、ドンドン先へと繋がっていき、さらに人としての成長に繋がっていくのです。
その「覚悟のレベル」を上げていくことが、クオリティーの高い練習を編み出し、高いレベルの練習を生み出すに違いありません。
生徒に話したことはありませんが、今年の選手たちは、4年前に立正大淞南でメガクラスターが発生した次の年に入学してきてくれた子どもたちです。
この生徒たちはサッカーに情熱を捧げていることはもちろんですが
「この窮地を救うために立正大淞南サッカー部を選んでくれた」
と私は思っています。
この子たちを必ず全国の舞台に連れて行きたい…
全国大会で新しい景色、新しい世界をみんなに見せてあげたい…
全国大会の雰囲気や全国特有の緊張感に出会う経験をさせてあげることが将来大きな意味をもつと信じています。
それが私自身の「覚悟」でもあります。
地域の支えに感謝!
昨日(2023年6月15日)上定松江市長が本校を訪れ、私たちを激励してくださいました。
立正大淞南サッカー部は地域の皆さまに支えられて活動ができていることに本当に感謝しています。
地域の皆さまに応援してもらえることは、子どもたちにとって生涯忘れられない記憶と共に大きな励みとなります。
応援してくださる地域の皆さまに、支えてくれている全ての皆さまに「恩返し」ができるよう、これからもチーム一丸となって「覚悟のレベル」をさらにあげていきたいと思います!
これからも立正大淞南サッカー部をよろしくお願いします!
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