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投票企画を知らない育Pのミリオンキャスティングを終えて

初めましての方は初めまして
そうでない方はお久しぶりです
中谷育Pのぺるらんです

今回は、先日まで開催されていた「第1回ミリオンキャスティング」について、個人的に思うところを吐き出すべく筆をとりました。

正直言葉を選んで書こうとはしていますが、それでもマイナスな言葉がそこかしこにあるかと思いますので、閲覧にあたってその点ご了承ください。

1.「観たい役」と「勝ちに行く役」

今回、名前こそ変わりましたが投票企画は4度目となりました。そんな中、私は「現代伝奇ホラー」の「妹」役が個人的に観たかったのであれこれ考えてはTLの海に流しておりました。

和風クルリウタとか言われててちょっと笑った

妹役が観たかった理由は至極単純で、昨年の9月に実装された「アイMYシマイ」概念がとても素晴らしかったこともあり、今度は姉妹が再び逆転しますが、「妹としての中谷育」が観たかったのもあります。

しかし、そんなものはあくまで個人的な意見であり、Twitterの中谷育キャスティングコミュニティでは、「妹」よりは同テーマの「少女」を推す意見を多く見ました。

そのような状況下で、ミリオンの9thライブがありました。

その時に披露された「DIAMOND DAYS」を聴いた時、「これを担当が歌う最後のDDにしたくないな」と思った私は、自分の「観たい」よりも「勝ちに行く」役である「少女」に投票を決めました。

2.少女以外の配役について

今回のミリオンキャスティングでは、1枚の投票券で「2人」まで投票先を決めて票を入れることが出来るようになっており、これにより以下のような考え方?が生まれるようになりました。

・同テーマ内での結託

同テーマの結託とは、所謂カップリングで投票が出来るため、例えば今回の伝奇ホラーで言えば「いくもも」であったり、「みずもも」であったり、普段から絡みのあるアイドル陣営で票を入れることが出来ます。

とは言え、カップリングで票を入れるというのは「その2人」がみたいのであって、今回の伝奇ホラーでも、「はるみず」という同い年コンビでの配役に動いていましたが、結局「従姉妹」役を勝ち取ったのはこのみさんでした。

このように、カップリングで票を取ろうとして片方が敗れた時、それを捲って勝った陣営もある意味気まずいでしょうし、負けた陣営は悪く言ってしまえば間に割り込まれた訳ですから、この辺はあって欲しくない次回があれば改善して欲しいところです。

そんな思うところもあり、私は育に票を入れる時、桃子には票を入れませんでした。

確かに今回役を勝ち取れたのは「いくもも」という基盤もあってのこともあると思いますが、単に何でもかんでも「いくもも」で括られるのも癪だったのかもしれません。

…とまぁ、愚痴はこの辺にして桃子に頑として票を入れなかった私がどこに入れていたのかをここからは書いていこうと思います。

従姉妹 天海春香

従姉妹役、正直言いますとこの伝奇ホラーで事前のイメージが唯一自分の中で固まりきらなかったです。公式からの説明によると、「姉」と「妹」とは気心の知れた仲で、かつ気にかけている…となんともフワッとしたものでした。

妹役を見ていた頃は、「気にかけている」部分に着目し、なんとなく美奈子あたりが適任かなと思っていたところ、従姉妹役に立候補してきたのが春香陣営だったのですが、とあるCDのことを思い出しました。

MTG04

それがこのMTG04でした。今でこそサブスクが解禁され、曲だけであればいつでもどこでも何度でも聴けるようになりましたが、CDには「ドラマパート」があるのです。これだけでもCDを手に取る価値はまだあります。

詳しい内容はここでは割愛しますが、ドラマパートの最後の辺りで育が「お姉ちゃん…」と言いながら眠りに落ちるシーンがありまして、その「お姉ちゃん」こそ天海春香さんその人でした。

このCDを最初に聴いた時、この「お姉ちゃん」にやられ、それ以降ミリシタでの育とのオファーを見る時に他アイドルの「姉としての部分」を見るのが楽しみになったほどです。

そんなこともあり、桃子に票を入れないのなら春香さんに票を入れようと決意したところで、いよいよ投票が始まったのでした。

投票開始が0時からだったので投票は起きたらにしよう…と言いつつなんだかんだで目が覚めました。ちなみにこの日はFL開始日だったので、ここでちゃんと寝ておけばいくらか次の日の体調もまともだったことでしょう。

投票企画の前半はFantastic LightでTPRを目指していた為、とても投票企画の方にリソースを回すことが出来ず、投票券を集める日々でした。

その間も従姉妹役は熾烈な争いをしており、1度大量に離された時、「このままズルズル負けてしまうのか…」と何度思ったか分かりません。

Fantastic Lightが終わっていよいよ投票企画も後半になろうかというところで、春香さん陣営のMC用ハッシュタグが「従姉妹春香はほっとかない」から「従姉妹春香をほっとかない」に変わったのを見て、どんな結果になっても最後まで票を入れようと思わせてくれました。ありがとう…

この勝負は、最終日の夜までもつれ込み一時は晴香さんが1票差まで詰めるほど白熱しましたが、配役獲得とはなりませんでした。

しかし、配役こそ取れませんでしたがこの投票企画では、各テーマ1位のアイドルとは別に2人まで客演と言う形でドラマには参加するルールがあるため、春香さんは客演での出演を勝ち取ることが出来ました。

正直本腰を入れて応援していただけに、客演という形を喜んでいいのか分かりませんが、また「お姉ちゃん」と呼ばれることを今はただ、楽しみにしています。

3.投票企画の今後

今回、投票企画に参加してみて思ったのは「先人達はこんなものを毎回のようにやっていたのか…」という言葉に尽きます。

ミリオンライブ!は「1人も手放さない」をテーマにしている部分がある中で、限られた配役を争うこの企画はテーマから外れているのではないか?と、開始前からずっと思っていたので、次はもう無くていいというのが本音です。

もう少し具体的に書くと、今回でASを除く39人が全員投票企画で「DIAMOND DAYS」を歌唱できることになりました。 

その為、今回まで暗黙の了解として存在していた「まだ役を取っていない子に役をあげよう」という「未勝利ブースト」は次回があったとしてもなくなってしまうのです。

そうなってくると、全てにおいてそうとは言いきれませんが、現行の形式を続けても投票企画の皮を被った人気投票になりかねないと思うのです。

過去全ての投票企画で役を勝ち取ってきた桃子、演技派としての地位を確立している琴葉・志保…

恐らくこの辺りは確定で入ってくるでしょうし、その他の役は、周年イベントのボーダーが高い順で入ってくることが想像にかたくありません。

ここまで読んできた人で、それは違う!という人の担当アイドルが私はとても知りたいです。大体ボーダーを上から数えた方が早そうですけど…

周年イベントのボーダーが高いということは、それだけ担当Pの母数が多いことでもあり、その2つが手を組めば手の出しようがありません。

少し例を挙げると、今回の形式でもしかしたら日の目を浴びるアイドルに、双海亜美・真美が伝奇ホラーの「姉妹」として注目こそされど、蓋を開けてみれば妹役の2位は片手間で票を集めた星梨花にかすりもしませんでした。

「人気」は確実に影響を及ぼしています。

かく言う中谷育という子も、周年のボーダーは下から数えた方が早いですし、今回は未勝利に加えTCからずっと活動を続けてきた「なかたにいくMCがんばろ!」さんの存在や、ここ最近の劇中劇での新境地の開拓など、「ここで勝てなければ永遠に勝てない」状況でした。

もっと正直に言ってしまうと、今後投票企画があって中谷育に向いていそうな配役があったとしてその時は今度こそ桃子と真正面から殺り合うことになるでしょう。

そうなった時、私は周防桃子というアイドルを好きでいられる自信がありませんし、負けるのがとても怖いのです。

そんな思いをするのなら、この先投票企画なんてなくていい。それが私のこの1ヶ月の答えでした。そもそもこの投票企画自体、「劇中劇」にこだわる必要もない気がします。

長くなった上に後半はほとんど負け惜しみのようになってしまいましたが、今回はこの辺りで筆を置きます。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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