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大切な人と胸の内にある想いを話す機会にしてもらうために。「人生会議」に合わせて、エンディングノートに関するイベントを開催しました!

こんにちは、大橋運輸です!

私たちは愛知県瀬戸市に本社を置き、「仕事を通じてお客様や地域に貢献する」という理念のもと、配送事業や生前整理・遺品整理事業を営んでいます。地域密着型企業として地域から信頼され、社員がイキイキと働ける企業を目指し、日々さまざまな取り組みに挑戦中です。

2021年11月には「人生会議の日」に合わせて、エンディングノートや健康に関するイベントを瀬戸市と近隣の尾張旭市で主催。当社は、日々の生活を快適に過ごしていただくための「生前整理」や、地域の高齢化とともに需要の高まっている「遺品整理」を事業として展開しています。いつもはモノを整理している私たちですが、「人生会議」では胸の内に眠っている「想い」を大切な人と話す機会にしてもらうため、同イベントを開催しました。

今回の記事は、当日のレポートと当社の想いをお届けできればと思います!

11月30日の「人生会議の日」に合わせて講演会を

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厚生労働省が11月30日に定めている「人生会議の日」。人生会議とは、もしもの場合に備えて、希望する医療やケアについて自ら考え、信頼する人たちと話し合うことを意味します。エンディングノートはプロフィールや財産に関する情報をはじめ、かかりつけ医や延命治療に関する希望、お墓や葬儀の方法を書き込める、人生会議において大切な存在です。

イベント当日は、地域住民の方がご家族や大切な方と「人生会議」を行えるようにという想いから、当社オリジナルで制作しているエンディングノートの無料配布と、エンディングノート普及協会理事長の赤川直美様による講演会を実施しました。

赤川様からは、エンディングノートの具体的な書き方や取り組むまでの心得を直伝していただきました。今の気持ちや状況を記すことから始めること、定期的に見直しを行って気が変わったら書き直していいこと、誰に渡すかを必ず書くことなど、エンディングノートの目的や活用方法をイメージできる前向きな言葉で話してくださいました。コロナ禍で人と会えない今だからこそ、エンディングノートを記す重要性を強調されていたのが印象的です。

さらに、今回のイベントは参加者の8割が60歳以上。終活の実践とともに、大事なのは「いかに健康であり続けるか」ということです。だからこそ、当社の管理栄養士である太(たい)も登壇し、講演をさせていただきました。

当社は、地域活動のなかでも「健康寿命」を延ばす取り組みには積極的です。太は管理栄養士として当社にフルタイムで勤務しており、「治療より予防」という観点から日々、社員や地域住民の方々の健康サポートを行っています。例えば、当社が経営しているたい焼き屋で定期的に「おはなし広場」を開催。自分に合った食事やぐっすり眠るためのポイントといった日々の不安や悩みを話すことで、地域コミュニティを育んできました。

そのほか、バランスボールや健康太極拳の講習会など、身体を動かす活動も地域の方向けに実施しています。

今回の講演のテーマとなったのは「健康寿命を延ばそう!」。厚生労働省が実施した調査結果によると、その差は男性で8年、女性で12年ほど。介護が必要になった方の約4分の1が転倒や骨折がきっかけという結果もあります。

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転倒や骨折を防ぐための方法として、太は「瞬発的にはたらく筋力を鍛える大切さ」をお話しました。そのためには、日常的に行いやすい「かかと上げ」の運動や、イスに座って行う「足上げ運動」「インターバル速歩き」などを提案。また、運動だけでなく食事面からも、転倒や骨折を予防することも紹介。タンパク質で筋肉をつくり、カルシウムで骨を強くしておくことの重要性のほか、骨や筋肉を丈夫にするビタミンDの役割もお伝えしました。

オリジナルのエンディングノートが生まれるまで

厚生労働省の調査では、エンディングノートについて知っている人は7割近くいるにも関わらず、実際に制作する人は1割にも満たないという結果が出ています。これまで瀬戸市は、エンディングノートに取り組む意義に関する資料を配布してきたものの、ノート自体は置いていませんでした。

そこで当社は、エンディングノート普及協会様監修のもとオリジナルノートを2020年に制作。無料で配布を始めたのです。

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当社が制作したオリジナルのエンディングノート「想いをカタチに」は、本イベントでも講演をしてくださった、赤川直美様に監修を依頼。地元のイラストレーターである華鼓さんに描いていただいた柔らかいイラストもたくさん盛り込んでいます。制作したエンディングノートは、地域包括センターや福祉施設で配布。その後、口コミで広まり、当社まで取りに来る方も多く増刷を繰り返し、これまでに配布した数は3,000冊を越えました。

人は誰もがいつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。元気なうちに人生会議を行い、家族や友人などの信頼できる人に自分の希望を伝えることで、自分が望むケアを受けられる可能性を高めることが期待できます。万が一の状況になってしまった時に、エンディングノートを通して気持ちを伝えることができれば、本人だけでなく、大切な人にとっても、選択を迫られるなかでの道しるべのような存在になると考えています。

イベントにはのべ約70名の方が足を運んでくださいました。参加者の方からは、「少しずつでもエンディングノートを書き始めたいと思いました」「運動や食事のポイントが分かりやすく有意義な学びでした」など、ご感想をいただいております。「食事が同じものばかり続く」「日々の買い物が大変」など、地域住民の方が抱えている困りごとを知る機会にもなりました。

今回のような地域貢献活動を通して、地域の皆さんとの関わり、社員の想いや当社のサービスを知っていただくことで、困りごとが生まれた時に当社のことを思い出していただけたら嬉しいなと思っています。

「人々の暮らしに寄り添う」という想いの実現に向けて、地域の課題に対して、地元企業だからこそできることを考え、少しずつでもアクションしていけるよう努めていきます。

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今後も社長や社員へのインタビューを通して、会社の歴史や各取り組みの詳細についてより深く紹介していきます。当社で働くことに興味を持ってくださった方は、ぜひ採用ページをご覧になってもらえると嬉しいです。

また、ビジョンに共感して下さった方で、公開されている求人にはマッチしないものの「挑戦したいことがある」「自分の経験やスキルを活かせるか確認したい」という方向けに、オープンポジションも用意しました。

オンラインでのカジュアル面談を想定しておりますので、ご関心のある方は下記のページからぜひご応募いただけたらと思います!

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