「きのくに子どもの村学園」開校を陰で支えた存在とは--バーチャル空間「oVice」(オヴィス)を使ってランチ会(2023年3月)
毎月最終水曜日のお昼にNPOの広報関係者がゆるやかに集うオンラインランチ会。今回も「メタファシリテーション®」(対話型ファシリテーション)を開発した認定NPO法人ムラのミライの専務理事、聞き上手すぎる宮下 和佳さんが参加してくださいました!
いろんなお話が出てきたのですが、今回は宮下さんが「へ~」と感心していたお話をピックアップ。
「きのくに子どもの村学園」にミキハウスがしたこと
2022年に公開されたドキュメンタリー映画「夢みる小学校」。
宿題もテストもない自由な実在の小学校を舞台にした映画で、各地で自主上映会も開かれているのでご覧になった方も多いかもしれません。
この映画の舞台となった「きのくに子どもの村学園」という自由教育の学校は、1992年に和歌山県橋本市で生まれたのだそう。
当時、「自由な学校をつくりたい」という共通の夢を持った人たちでお金を集めて開講の準備をされていたそうなんですが、いかんせん学校をひとつ作る…というのは莫大な資金が必要です。
山奥で廃校になった学校を使わせてもらおうとしていたのですが、許可が下りず、もうあかん…となったそう。
それでもあきらめず、現理事の堀さんという方が高級子ども服で有名なミキハウスグループ代表の木村さんに、「自由な学校をつくりたいんです」とプレゼン。その結果、資金提供のほか、教職免許を持った社員3名を学園に出向させるなど、莫大な支援をしたんだそうで、そのおかげで学校を立ち上げることができたんだそうです…!
夢みる小学校は、ファンドレイザー的にもスーパー夢のようなエピソードをお持ちでした…というお話のなかで、<お金はあるところにはあるので、あきらめずに突撃しなきゃいけないね>という話になったのでした。
※ミキハウスの当時のお話はこちらの記事に詳しいです(財界ONLINE)
そろそろ選挙。インクルーシブな選挙活動をしている人に注目したい
そろそろ統一地方選挙ということで、選挙活動と広報物の話にもなりました。
ある候補者は、とってもわかりやすい候補者紹介チラシをつくられていたんですが、なんとやさしい日本語+フリガナつきで作られているそうで、目の前の有権者だけじゃなく、「子どもや外国にルーツのある人などにも配慮のある候補者だね」「選挙活動の段階からインクルーシブな姿勢が見える人はいいね」という話になりました。
もし応援されたい候補者がいる方は、その方に「広報物ではこういう配慮をしたほうがよいのでは?」とお伝えしてもいいかもしれませんね。
対面でしかできないことに挑戦-「シェアするBar@三田に行っTEMIL」
あれやこれやと取り留めなく話してあっという間の45分…。
4月23日・24日に開催予定のNPO広報担当者の交流イベント「シェアするBar@三田に行っTEMIL」の詳細も決定したので、ぜひこちらもご覧ください。
https://note.com/pr4npo/n/nb0ebff8d28dd
NPO広報友の会とは?
NPOの広報力を高めたい人・NPO広報に関わる人たちのサードプレイス。ゆるやかなつながりと切磋琢磨の場をつくり、ありたい未来に近づける力をチャージする集まりを目指しています。会のご紹介はこちら
2023年は
4月22日(土)〜23日(日)「シェアするBar@三田に行っTEMIL」予定
4月26日(水)ランチ会
5月27日(土)シェアするBar
5月31日(水)ランチ会
6月28日(水)ランチ会
という開催予定です😊
世話人について
林田全弘(株式会社ガハハ デザイナー):Twitter
槇野吉晃(NPO法人サービスグラント 関西事務局):Facebook
マキノスミヨ(ビッグイシュー・オンライン 共同編集長):Twitter
世話人のイベント登壇予定
*林田全弘
月2回実施している、Youtubeライブ。
4月から新シリーズ「三つ折りパンフ連続講座」をスタート予定です。
https://www.youtube.com/design4npo
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