頑張りすぎないことを頑張ることにした。
開いてくれてありがとうございます。
わたし自身、めちゃくちゃ頑張ってしまう。
何事に対しても頑張ってしまうタチである。
新しい職場に早く馴染むために早く仕事を覚えるために頑張りすぎて、家に帰る頃体力はほぼゼロ。むしろマイナス。
友人たちと遠出する時は目一杯楽しむため帰る頃には体力も気力もゼロ。
何をするにも全力で臨んでしまう。
悪いことではないと思う。
悪いことではないけれど、わたしはそれで今までの生活をたくさん捨ててきた。
そうなる前はやっていたことが、頑張りすぎるが故にできなくなる。
せっかく誘ってくれたことが鬱陶しいと思うようになる。
今まで楽しくできていたことが苦痛に変わる。
それを何度も経験してきた。
なのに変われなかった。新しいことにばかり焦点が当たっていたから。
環境が変わるということはひどくエネルギーを使う。
頑張るしかないと思っていた。
頑張りすぎないことを頑張ってみよう。
どこかでそんなタイトルの本があったような…と脳裏を掠めるが、これができたらいいなと思うようになった。
頑張ることが当たり前という暗黙のルールがある世の中で、頑張らない、頑張りすぎないことにしようと決めたのである。
常に100%、120%で目の前のことに取り組んで自分を苦しめてきた。
世の中の人はみんなそうしているから。そうしていると思っていたから。
社会に出て時間を経て、そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?と思うようになった。
みんなと一緒にならなくてもいいじゃん。
自分の常識は他人の常識でないように、他人の常識に自分を当てはめようとしなくてもいいじゃん。
わたしにとって何が大事なのか考えてもいいとやっと思えているところ。
頑張らないと言っても、じゃあ仕事をしなくていいのかは極論すぎる。
そういうことじゃない。
出来ない人になるということではない。
家に帰ってきてもあれをやろうこれをやろうと思えるレベルで仕事に向き合いたいということである。
全力投球のときは本当に家に帰ってきたら寝ることしかできなかった。
他に力を使うことができなかった。余力の残し方を知らなかった。
そうなりたくない、というだけである。
ではどのようにして頑張りすぎないことを頑張るのか。
以前の働き方から考えていることが二つある。
①詰め込みすぎないスケジューリング
1日の仕事のやる量を多くしないこと。
納期チェックや優先順位をきちんと考慮した上で、急に頼まれ仕事が入っても問題ないレベルの仕事量にする。
遊びに行く時も、目一杯ではなく、1ヶ所2ヶ所行きたい所を決めておいて余裕時間を作っておく。
余白があるスケジューリングが大事だと思う。
②ある程度の距離感の人間関係
職場にいる時間はどうしても長い。
そうするとどうしても人との距離が近くなりがちである。
わたしの経験上、距離が近いと自分の感情が動きやすい。
友人になってプライベートの話をすると距離が一気にグッと近づきやすいことは確かだが、デメリットもあることを知っている。
対人関係はゆっくり築くに限る。
だからこそ、真面目だと思われようがつまらないと思われようが、ある程度の距離感を持って人間関係を構築するべきだと思う。
仕事の悩みの7割か8割くらいは人間関係だろうから。
新しいコミュニティに属するときは全て該当することだと思う。
とりあえずこの二つを実践してみたい。
今までずっと仲良くしてくれている友人も、今の暮らしも、考えも、大切にしたいから。
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